要請番号(JL00616B04)
募集終了
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
メダン観光高等専門学校
3)任地( 北スマトラ州メダン市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
インドネシア国内には、将来観光産業に従事する人材育成のための観光省直轄の観光高等専門学校が4校あり、配属先は北スマトラ州メダン市に設置された学校(3年制)。ホスピタリティと観光の2つの学科があり、その下に調理、パティセリー、飲食サービス、客室管理、観光マーケティング、観光ビジネスなどのプログラムがある。全体の学生数は約900名、学校の年間予算は約4億5千万円。JICAボランティアは、1998年から2010年にかけて、日本語教師と料理JV計8名の派遣実績がある。また、JICAボランティアの他にフランスからのフランス語教師を受け入れたことがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
インドネシア政府は外国人観光客の増加に向けた取り組みとして、2015年に国内10か所の観光地開発優先地域を設定した。その中には北スマトラ州のトバ湖(世界最大級のカルデラ湖)も含まれており、現在最寄空港の改修工事も行われている。このトバ湖を中心とした観光振興に関し、配属先は観光省直轄の機関として、湖周辺の7つの地方自治体の観光開発を支援する活動を行っており、対象地区と開発計画や今後の方針について協議を行っている。また、観光人材育成の一環として、昨年から対象地区からの奨学生の受け入れも開始した。今後は対象地域における取り組みも本格的に行われていく見込みであるが、こうした新たな観光地開発については配属先としても新たな取り組みであり、また今後もこうしたアイデアを持った人材の育成が必要であると考えていることから、本分野においてもJICAボランティアの協力を得たいとして本要請が提出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.学生に対して観光地開発の実例などを説明しながら、学生自身が観光地開発やツアーの計画を立てられるようになるような授業を実施する。
2.学生や教師に対して、日本の観光地開発の実例、取り組み等を紹介する。
3.配属先の一員として、配属先が支援するトバ湖周辺の地方自治体の観光開発をサポートする。
*観光地開発とは単に観光客を増やすだけでなく、交通、環境、住民の意識といった地域開発的な視点も求められる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
ボランティアは観光マネジメント担当部署に配属される予定。
同僚2名(女性、30代、高等専門学校卒)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:当国での受入に必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの問題により、他の国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。