2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00617B03)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

観光省

2)配属機関名(日本語)

メダン観光高等専門学校

3)任地( 北スマトラ州メダン市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インドネシアには、将来、観光産業に従事する人材育成を担う観光省直轄の観光高等専門学校が4校あり、配属先は、北スマトラ州メダン市に設置された3年制の学校。ホスピタリティと観光の2つの学科があり、その下に調理、菓子、飲食サービス、客室管理、観光マーケティング、観光ビジネスなどのプログラムがある。
全体の学生数は約900名、学校の年間予算は約4億5千万円。
1998年から2010年にかけて、8名(うち日本語教育JVは5名)の青年海外協力隊(JV)派遣実績がある。
これまで、JICAボランティアの他にフランスからのフランス語教師を受け入れたことがある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

1998年から2009年まで5代の日本語教育JV(青年海外協力隊)が派遣され、観光産業での就職を目指す学生に観光日本語を教えながら、現地人教師への支援を行った。
現在、観光省傘下の各地の観光専門学校で利用されている日本語教材は、過去に派遣されていたJVが協力して作成したものである。配属先では観光マーケティング、観光ビジネスの学生約280名が、3年間の在学中の最後の半年を除いた2年半に、必修科目として日本語を学んでいる。
JV派遣の終了以降は、現地人教師のみで日本語教育を行ってきたが、配属先は教材の改訂やキャンパス外での実習等新しい取り組みの導入の必要性を感じており、改めてJICAボランティアの協力が必要として、要請が提出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚(現地人教師)と協力し、下記の活動を通じて、学生と教師の技術・知識向上を支援することが期待されている。
1.学生対象の日本語の授業を行う。(1コマ90分で1クラスの人数は30名、レベルはゼロ初級から初級程度)
2.現行の教材、クラス、コース内容について、同僚と相談しながら、改善や新しい取り組みを実施。
3.必要に応じた同僚(現地人教師)への支援。
4.その他、課外活動・イベント等を含む配属先や学生にとって必要な活動の支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

主要テキスト『Kanko Nihongo For Tourism』(オリジナル教材)、補助的に『みんなの日本語』も利用。プリンター、インターネット。

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚(日本語教師)2名:
・男性 (50代、修士号保持者、日本語能力試験3級、教授経験24年、訪日研修経験無)
・女性 (20代、学士号保持者、日本語能力試験3級、教授経験2年、訪日研修経験無)
・指導対象学生(概ね19歳から21歳程度)のほとんどは入学前に日本語の学習経験なし。

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(資格同等の日本語教育の知識技能を有する事)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:当国での受入に必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教材等への助言を期待されている為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

査証発給等、ボランティアの受入に係るインドネシア政府内の各種手続の所要時間の影響により、他国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。