【配属機関概要】

3）任地（ リアウ州プカンバル市 ） JICA事務所の所在地（ ジャカルタ首都特別州 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

1962年にスマトラ島リアウ州に設立された国立総合大学である。大学には9つの学部があり、教員数は約1,100名。学生数は約15,000名。日本語学科は2005年に教育学部の中に新設された。日本語学科の学生数は約160名。予算規模は約7.5億円(2016年度実績)。2001年まで国際交流基金より派遣されていた日本語教師が個人でリアウ大学へ戻ってきているため、隊員を含めると日本人が2名勤務することとなる。

【要請概要】

1）要請理由・背景

スマトラ島では在留邦人も少なく、日本語学習者が日本語を話したり日本文化にふれたりする機会が少ない。リアウ大学は日本語教員養成をしており、多くの学生が卒業後は地元の高校の日本語教師として就職する。教師陣のレベルアップや学生の学習動機付けが必須であり、ネイティブスピーカーによる指導が不可欠であるため、2017年から2代目の青年海外協力隊員が派遣されていた。2代目隊員は授業実施のみならず、教材やカリキュラムの見直し、日本文化祭や体育祭の実施を手掛け、国際交流基金の専門家を招き勉強会を行うなど、学生だけでなく教員の指導能力やモチベーションの向上を目指した。2代目の活動は配属先から評価されており、今後も引き続き、弁論大会の指導や教師の日本語能力、指導能力の向上といった、ネイティブスピーカーならではの支援が期待されているため、3代目の隊員要請となった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚教員と協議の上、以下の活動を行う。
1.現地人教員アシスタントとして会話、作文、聴解等の授業をチームティーチングで実施。
2.学生の日本語弁論大会、日本語能力試験、文科省奨学金試験面接対策。
3.日本文化祭、体育祭の開催補佐。日本文化の紹介。
4. 関連する日本語教育機関との連携、教師の学習会の開催。
クラスレベルは入門。前任者は週5コマを担当。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

主テキストは『みんなの日本語』。執務机、PC、プリンタ、コピー機、カセットテープ、CD、各種教材

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:学科長を含む教員約10名。(男性2名、女性8名/30～40代)。
教員の日本語レベル:N1(1名)、N2(5名)その他4名。日本の大学での修士号取得者、博士号取得者もいる。

活動対象者: 学生約160名。
大学1年～3年生を指導。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1～2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。