2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00619B33)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
C105 バイオテクノロジー
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

ゴワ農業普及大学

3)任地( 南スラウェシ州ゴワ県 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1974年に農業普及員の育成を目的に創設された専門学校を前身とする農業系の4年制単科大学。州都マカッサルから車両で1時間程度の場所に実習用の農地等を含め敷地面積60haを所有している。農学科及び畜産学科の二つの科を持ち、学生の教育機関、研究機関としての機能に加え、地域農業関係者向けの研修コース運営等、地域に対する農業技術サービスの提供機関しての機能も有している。現在の学生数770名程度。年間予算約2億5千万円、総職員数133名。現在特に外国からの支援は受けていないが、2000年~2004年にかけて、花き分野の青年海外協力隊員2名の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、農業科のカリキュラムに必修科目として組織培養が組み込まれており、1年生~4年生までの生徒が、組織培養の基礎知識及び手法に係る授業を受けた後、組織培養実習を受講できる体制はひと通り整っている。しかしながら、同僚の知識・技術や施設設備も十分とは言えないためか、授業の内容は初歩的なものにとどまっている他、実習では取り扱いの不備等によるコンタミネーションが起きがちなのが実情であり、学生により質の高い教育を提供するため、青年海外協力隊員による支援が要請された。隊員には、授業・実習の改善に向け、組織培養実験室の管理も含めた支援が求められている。なお、培養されている植物は、ラン、菊などの花き、バナナなど高付加価値が期待できる熱帯果樹、スパイスやハーブ類等である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.組織培養に係る実習を同僚とともに実施する。
2.組織培養実験室の運営管理の改善を支援する。
3.組織培養に係る各種授業を同僚とともに実施する。
4.上記1~2の実践を通して、新たな技術・知識の導入を図り、授業・実習の改善案を提案する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オートクレーブ、クリーンベンチ、蒸留水製造装置、顕微鏡、PHメーター、その他必要なガラス器具類

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先上司: 男性/30代/修士/バイオテクノロジー専攻
主たる同僚:女性/20代/経験2年、男性/30代/経験5年、いずれも大学卒
その他同僚6名
指導対象学生:18~21歳程度 375名

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:大学で教える立場であるため

[経験]:(実務経験) 備考:実習における技術指導が必要

[参考情報]:

 ・組織培養の実務経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(21~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。