要請番号(JL00620A07)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
北トラジャ県観光局
3)任地( 南スラウェシ州北トラジャ県 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
北トラジャ県観光局は、南スラウェシ州にある国内有数の観光地トラジャ地区の中に位置する。トラジャ族の文化風習、建築物などインドネシアの他地域には見られない独特な観光資源を有するこのエリアにおいて、観光局は訪問客にとって魅力的な観光資源の評価と開発、ツアー企画、観光サービスの質の向上、伝統文化の保護、効果的な宣伝方法の模索や、地元住民への資本還元と収入向上を目指し活動を行っている。2019年にトラジャ地区に新たに新設される国際空港による観光客増加を見込んで準備を進めている。 年間予算は約80万米ドル
【要請概要】
1)要請理由・背景
トラジャ地区は、イスラム教の他のインドネシア地域とは異なり、キリスト教で独特の文化を持ったトラジャ族が居住するエリアである。その特殊な文化風習や建築物等に惹かれ、国内外から多くの観光客が訪れている。北トラジャ観光局は、2017年まで海外NGOの協力下で、地域内12の村それぞれの特徴を生かしたビレッジツアー開始の準備をしてきたが、NGOの援助が終了した現在、観光客の受入れ体制が出来ているのは未だ1村のみという状況である。2019年末にトラジャ地区で新に開港予定の国際空港による観光客増加を見込んで、観光客の趣向に合わせたツアー内容の構成、それに伴う地域住民への収入向上機会の創造も期待し、地域開発に取り組む協力隊の支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
観光局のスタッフと協力し、以下の活動を行うことが期待されている。
1.県内の村々を訪問し、住民の伝統的風習や生活状況の把握、およびニーズの調査を行う
2.地域住民に対し、観光への参加促進と、外国人受け入れ体制の強化を行う
3.観光による地域住民への経済還元、収入向上へつながる仕組みづくりを行う
4.トラジャの魅力的なツアーパッケージの構成支援と、広報活動支援を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、パソコン、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
40代 男性 / コミュニティ・エンパワメント班長
大学院卒(公共財務管理学)
活動対象者:
北トラジャ観光局内スタッフ
県内観光地に関わる地域住民
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・ファシリテーション経験
・観光に携わる経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。