要請番号(JL00620A34)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育省
2)配属機関名(日本語)
ダルマプルサダ大学
3)任地( ジャカルタ首都特別州 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1986年にインドネシア人の元日本留学生が中心となり設立した文学、工学、海洋工学、経営学の4学部15学科を擁する
私立大学。在校生は約5400人、講師数276名。産業人材育成を担う大学として全学部に日本語教育及び5S・改善等日本式ものづくり教育を導入している。2016年10月に日本インドネシア協会が中心となり、日本の11大学が参加し「ダルマプルサダ大学支援のためのコンソーシアム」が設置され、大学の運営改善に向けた支援を行っている他、トヨタ等日本の民間企業の協力も受けている。2018年3月に、学校運営分野短期SV、IT分野短期JV(それぞれ任期1カ月)が活動した経緯あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
「ダルマプルサダ大学支援のためのコンソーシアム」が設置され、特に文学部における日本語教育強化については、コンソーシアムメンバーである広島大学からの支援を受けており、現在、年4回延べ4カ月に渡り、同大学の日本語教育専門家が派遣されている。一方、配属先では、日本語専攻者のみならず全学部の学生に対し日本語学習を必修とする一方、各学部において同一の授業しか実施しておらず、学部の特性に合わせた日本語教育となっていない。配属先は、特にものづくり教育を掲げている工学部、海洋工学部の学生に対して、日系企業等に就職した折に使える工業系の専門用語等も学習内容に含む工学に特化した授業を導入したいと考えており、支援が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚とともに工学部・海洋工学部の学生に対し授業を行う。(現在工学部・海洋工学部全体で週23コマ(一コマ100分)の
授業が実施されている。担当コマ数等は着任後配属先との協議により決定する予定。)
2.工学部・海洋工学部の学生向けの日本語教育教材の作成を行う。
3.作成した教材の利用方法に係る同僚への指導・助言を行う。
4.同僚日本語教師の日本語教授能力向上を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務エリア (机、椅子、パソコン、プリンター等)。現在利用している教科書は国際交流基金の「まるごと」。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語教師14名
活動対象者:工学部学生1700名、海洋工学部学生190名程度。日本語はほぼ全員ゼロ初級から開始。
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門的な知識・経験を要する
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。