要請番号(JL00916A02)
募集終了
3代目
・28/3 ・28/4 ・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
スラヤン病院精神科付属 MENTARY Selayang
3)任地( スランゴール州スラヤン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都近郊にある国立総合病院で病床数は1,000床、20の診療科に約3,000人のスタッフが勤務している。外来救急と2次および3次医療サービスを担っている。また、国内で最初に電子カルテを導入した病院でもある。マレーシアでは精神疾患患者は2010年から障害者の枠組みに含み、医療だけではなく社会福祉の面からも支援を受けられるようになり、配属先でも就労支援の取組を開始した。配属先の予算は約9,000万円、専門家などの派遣はない。平成26年度4次隊でソーシャルワーカー隊員を派遣中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は国内に12ケ所ある精神障害者就労支援拠点病院の一つで、2014年に病院外にMENTARI Selayangという施設を作り、カウンセラーや作業療法士、ソーシャルワーカーを配置し就労支援を開始した。主に就労前訓練や就労先開拓、セルフアドボカシー(自己権利擁護)活動などを実施している。これまでに派遣された隊員は手工芸を通じた就労訓練や病院内の食堂を利用した就労訓練などに取組んできたが、就労先の業務を再現した就労訓練や就労後のケアー、患者のニーズにあった就労先開拓、起業支援などより実践的な支援が必要とされているため、ボランティア要請に至った。日本で精神障害者の就労支援を実践していたボランティアによる、訓練計画の策定や知識の共有に期待がかけられている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.就労先開拓、就労前訓練、就労後のケアーといった一連の就労支援を担当の患者に対して実施するとともにノウハウを職員に共有する。
2.セルフアドボカシー支援。グループを組織し、障害者の自己権利擁護意識を高める活動を実施する。
3.起業を希望する患者の起業を支援する。
4.運動や遊びを通したセラピーの実施方法をスタッフに指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
就労訓練室、一般事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパートは3名、①経験5年、女性、作業療法士、20歳代。②経験16年、女性、看護師、30歳代。③経験6年、女性、看護師、20歳代。
5)活動使用言語
マレーシア語
6)生活使用言語
マレーシア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の水準に合わせる
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導が主な業務のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)