要請番号(JL00917A12)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府経済企画院
2)配属機関名(日本語)
NGOベタニーホーム
NGO
3)任地( ペラ州テロインタン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1996年に設立された障害児・者を支援するキリスト教系NGO団体。①早期療育②学齢期の子どもへの教育③重度障害児・者の特別支援④作業所等での職業訓練⑤就労支援⑥理学療法や言語療法⑦グループホームの運営等を行っている。幼児から64歳までの利用者を対象に上記内容および課外授業やスポーツ活動、キャンプなどのイベントを行い、障害児・者が地域で受け入れられ、自立して生活できるよう支援してる。脳性まひやダウン症、自閉症、学習障害などの知的障害児・者を対象としており、現在利用者は146名(内特別支援教育クラスの利用者は42名・教員6名)で職員は69名。また海外からのボランティア受け入れも行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
NGOベタニーホームは地域の障害児・者を支援するために設立された団体で、障害児・者の療育から就労支援まで様々なニーズに沿った支援を行っている。学齢期の知的障害児への教育委支援を行っているが、教員はほとんどが地元の高校を卒業したのみで、初等教育、もちろん特別支援教育について正式に学んだことはない。施設内での研修や、地元のNGO向けの研修、また海外から専門家を招へいした短期的な研修を行っているが、重度障害児や自閉症・ADHDの障害のある児童への支援に限界を感じている。そのため、特別支援教育の経験があり、現地教師とともに障害のある子どもへの教育を支援するとともに、教員に対する専門的な指導ができるボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 現地教員と一緒にクラスに入り、ADHDや学習障害、自閉症などの発達障害、知的障害のある生徒への指導を行い、支援方法についてのアドバイスを行う。
2.個々の特性に合わせた教材や教具の作成や使用方法を共に考え、実際に授業に用いる。
3.特別支援教育に係る教員・スタッフの知識と技能を深める助言、支援方法等に関するワークショップの開催をする。
4.学習障害のある児童への読み書きや時間・お金の概念の指導を行う。
5.特別支援教育に係るカリキュラムやモジュール制定への助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
施設内には体育館やスイミングプール、ボッチャコート、理学療法設備などが整っており、各特別支援学級には教材などもある
4)配属先同僚及び活動対象者
施設長(40代、男性、経験7年) 副施設長(50代、女性、経験35年)
スクールコーディネーター(40代、女性、経験23年)
特別支援学級担当教員 6名
教員アシスタント 4名(施設の卒業生)
学級は6学年あり、年齢によって分けられている。各クラスは最大で児童8名まで。
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭又は養護学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員に指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)