2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00917B02)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

住宅・地方自治省

2)配属機関名(日本語)

廃棄物管理清掃公社クアラルンプール支社

3)任地( クアラルンプール市 ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

廃棄物管理清掃公社(SWCorp)は、2007年に設立されたごみ収集事業や公共清掃の実施監督機関。民間委託のごみ収集事業の管理監督や公共の清掃、ごみ埋立地プロジェクトへの関与、ごみの減量化やリサイクルの推進等が主な業務である。クアラルンプール支社では前任者が2017年3月まで活動しており、その他クダ州内の支所には4代目が活動中、また2017年中には他州3支社に対しJICAボランティア派遣をする予定である。マレーシアでは2015年9月から家庭ごみ分別回収が開始され、その徹底のために住民への啓発活動実施し、2012年に12.5%であったごみリサイクル率を2020年に22%にすべくプログラムの充実へ取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

青年海外協力隊はクアラルンプール支社に勤務し、ごみの減量化のための環境教育キャンペーン実施、3Rの推進、各家庭へのコンポストの普及推進が主な業務となる。現在、マレーシアでは廃棄物を埋め立てており、その排出量が政府予想よりも速く、埋立地の確保などが大きな課題となっている。これまでの啓発活動により、住民の間では「分別する」という考えは根付きつつあるが、それを各自実践するまでには至っておらず、また分別箱の設置が少ないなどの問題もある。前任者はウェブサーベイなどを実施し、啓発活動を行うだけではなく、住民のごみ分別に対する理解度を調査し、その根拠をもとに啓発プログラムの改善などに取り組み評価された。今後もより効果的な啓発プログラムの企画立案と実施が期待されている。さらに日本における廃棄物処理の歴史や、住民の取り組みについて知見の共有を期待しての要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアはリサイクル促進課に配属され、以下の業務を行う。
1. 3Rの推進。幼稚園や学校、市民グループへの3R推進のためのイベントの企画・運営を行う。
2.NGOや市民グループとの関係を強化し、地元住民主導による3R活動の定着を目指す。
3. リサイクルのための家庭ゴミ分別回の徹底に向けた住民への周知を行うとともに、住民への意識調査を行い、より効果的な啓発プログラムの企画・実施を行う。
4. 学校や住民グループへの簡易コンポストの普及推進。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ノートPC、プロジェクター等

4)配属先同僚及び活動対象者

上司:女性(32歳 大卒 経験9年)
同僚:2名(男性2名)、年齢(30,35歳)、 経験(9年)

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(社会経験)3年以上 備考:オフィスでの勤務の為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】