要請番号(JL00917B14)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省特別支援教育局
2)配属機関名(日本語)
サラワク特別支援教育サービスセンター
3)任地( サラワク州クチン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は教育省傘下の特別支援教育サービスセンターの一つで、主な業務としては障害のある児童の検査、教育相談、リハビリテーション、教員の指導を担当している。全国に特別支援教育サービスセンターがあるが、職員は1名か2名しか配置されていない。教育省特別支援教育局では全ての子供達に教育を受けさせることをスローガンに事業を実施している。外国の援助や専門家の派遣は無い。2016年9月まで青年海外協力隊が活動をしていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マレーシアの特別支援教育は州立の小学校および中等学校に特別支援学級が併設され、教員と支援員(免許なし)が障害児の教育に携わっている。教員の多くが特別支援教育の専門ではなく、短期間の研修を受けたのみで授業を実施している。教員は障害児の指導法がわからず、障害にあった授業の実施等ができていない。現地教員に対し短期間の研修が実施されているが、知識や技術を身に付けるには不足しているため、ボランティアによる巡回指導や勉強会の実施が求められている。ボランティアは3カ月から6ヶ月ごとに巡回校を交代し指導にあたる。障害児の多くは知的障害児、ダウン症児、自閉症児等が多いが自立度は比較的高い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教員と一緒にクラスに入り、指導上の問題点や課題を指摘し、改善のためのアドバイスを行う。
2.現地教員に対し、注意欠陥多動性障害(ADHD)児や自閉症児等の発達障害児への対処法を指導するためのワークショップや勉強会を実施する。
3.生徒の自立度を高めるために障害や発達にあった個別の指導計画の導入とそれに伴う教材や教具の作成を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
図画工作の道具、楽器(リコーダー、カスタネット、オルガン)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚の教員は実務経験1年から10年、多くが女性、年齢22歳から35歳、学歴は大卒、短大卒、高校卒。
カウンターパートは実務経験4年、女性、29歳、大卒(特別支援教育)。
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭または養護学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:現地教員を指導する為
[参考情報]:
・特別支援学校または学級での教員経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)