要請番号(JL00919B01)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
クダ州社会福祉局
2)配属機関名(日本語)
タマン・シナル・ハラパン児童養護施設
3)任地( クダ州ジトラ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
クダ州社会福祉局は高齢者、児童、障害者、母子家庭、青少年犯罪者更生、自然災害被害者の支援を主な業務としている。障害者支援として入所施設や就労移行訓練センター等の運営の他、州内に42ある地域リハビリテーションセンター(CBR)の管理・監督をしている。配属先となる児童養護施設は、全国に7か所ある公立の施設のうち、15歳以下を保護する4か所の内のひとつである。2001年に設立され、重度障害のある寝たきりの子どもが生活している。保護者が福祉局に相談するケースや、育児放棄されたケースなど、入所者は全国各地から集まる。障害者支援部門へはこれまでもJVやSVを派遣しているが、配属先施設の派遣は初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
施設には計68名の重度障害のある男児42名、女児26名と虐待などの理由で緊急保護された障害のない数名が生活している。医師は常駐しておらず、医療専門職は作業療法士、理学療法士、看護師が各1名と医療免許のない介助員26名のみで24時間介助にあたっている。障害に対する理解不足と人員の少なさから、子どもたちは終日ベッドの上で過ごすか、走り出しなどを防ぐためのスペースで過ごしている。
子どもの中には、環境の改善次第では自立活動が可能な子どもも多いため、機能回復のリハビリテーションだけではなく、日々のアクティビティの提供や環境設定の重要性を浸透させ、ひとりでも多くが自立出来るよう、ボランティアの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚PTやOTと共に、機能回復のリハビリテーションを実施すると共に、環境設定の改善を提案をする。
2. 介助員に対し、子どもの障害種別に合わせた支援方法を紹介し、実践する。
3. より効果的で魅力的な日々のアクティビティの提案をし、 介助員と共に実施する。
4. 介助員の身体的負担を減らすべく、介助技術の紹介と提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
簡易な理学療法機器、水中療法用のスイミングプール、スヌーズレンルームなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:看護師1名(女性40歳代/経験20年)、作業療法士(男性30歳代/経験10年)、理学療法士(女性20歳代/経験3年)
活動対象者:0歳~15歳以下の重度障害児
支援員一人に対して子ども7名を担当している
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚に指導するため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)