要請番号(JL00919B05)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サバ州官房局
2)配属機関名(日本語)
サバ州森林開発公社(SAFODA) キナルート・エコ・フォレストパーク
3)任地( サバ州キナルート ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はサバ州の資源である豊富な森林を産業として活かすため、持続可能かつ均衡の取れた森林開発を目的として1987年に設立された機関である。現存する森林の保全を実施する森林局や公園局が管理しない土地約123,800ヘクタールを開発管理している。その活動は、植林に適した林木種の研究開発や、森林火災に関する対策、材木開発、森林に関する地元住民への啓発など、多岐に渡る。JICAは1987年の「マレイシア・サバ州造林技術開発訓練計画」から7年間にわたり技術協力を実施していた。1998年から2005年の間に各造林拠点への派遣も含め、長・短期のシニアボランティア及び協力隊計4名を派遣。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICA技術協力が終了後、森林開発公社(以下SAFODA)自身で、造林開発や植林のプログラムを実施し、海外からの投資や民間の技術協力を得てきた。SAFODAキナルート・エコパークは、キナルート森林保護地区として設立され、林木種の研究所が併設されている。研究所の後方には植林サイトや、ため池、丘の頂上付近には火災監視台などがあり、近年は、コタキナバル空港から車で30分弱という立地を生かし、日系企業などのCSR活動の一環として植林プログラムを展開しているが、本格的な環境教育プラグラムはまだなく、今後は森林に関した情報の提供だけではなく、ゴミのポイ捨てや大気汚染など、環境保全に関する教育を包括的に展開すべく、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員はSAFODAキナルート・エコパークに配属され、以下の内容に沿いながら、エコパークの環境を存分に活用した環境教育プログラムの企画開発を進め、実際にプログラムを同僚と協働して実践する。
1. サバ州特有の生物多様性を生かし、次世代に向けた持続可能な環境の重要性を啓発教育する。
2. 創造性を育むような教育的かつ実用的なプログラム、および教材を開発する。
3. 立地を生かして、より多くの訪問者を獲得する為のプロモーションなどを可能な範囲で実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
植林地や散策路、植林の種苗場、文献図書館など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(女性/40歳代/経験25年/行政学修士)
チーム同僚(男性/50歳代/農業などの専門校卒)
活動対象者: SAFODA フォレスト・エコ・パークの訪問者や地元住民
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚に合わせるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・自然学校等で環境教育に関わった経験2年程
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)