2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00919B07)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

クダ州社会福祉局

2)配属機関名(日本語)

クダ州社会福祉局児童課

3)任地( クダ州スンガイプタニ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

社会福祉局では、障害者・児童・高齢者・女性・災害時の支援など社会的弱者の支援を行っている。配属先となる児童課では児童の健全な育成のため、学校外での多様な学習の機会提供として、州内の低所得地区を中心に13か所の児童センターを運営している。各地区の社会福祉事務所には、地域の警察・教育・医療の有識者やボランティアなど9名で構成される児童保護委員会があり、そのメンバーが児童センターの管理運営をしている。各センターでは常勤ボランティア1名が日々の活動実施や利用者の登録、施設の管理をしている。同社会福祉局には障害者部門にSV,JVを派遣しており、同州北部地区の同等センターへJVを派遣予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

児童センターは1997年から全国各地に開設され始め、7-18歳の児童生徒が放課後を健全に過ごし地域社会で見守れるよう地域に広く開放されている。各センターとも登録数は100名前後で日に5-10名利用があり、概ね午後2-6時の間、開館している。2部制の中等学校生徒のため、午前中も開館しているセンターや週末の日中に開館している所もある。登録した児童が自由に利用できるシステムになっており、子どもたちは学校の課題に取り組んだり、読書やTVを見て各々過ごしている。低所得者向けの住宅団地内のセンターでは、薬物の使用や虐待・ネグレクトなどの問題を抱えている家庭の子どももおり、定期的な心理カウンセリングなども実施している。主な利用年代である思春期の子どもに向けた効果的なプログラムや野外活動などのアイデア共有を期待してのJICA海外協力隊要請となった。子どもの登録・利用は無料。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

クダ州南部スンガイプタニのセンターを中心に、南部地域の3-5センターを可能な範囲で巡回指導する。
1. 各センターのスタッフに対し、音楽やスポーツ、環境教育など地域のリソースを活かした活動を企画・提案・実施する。
2. 同福祉局傘下の高齢者アクティビティセンターや、障害児者支援地域センター、NGOなどの横の繋がりを活かし、コミュニティ全体で子どもの成長を見守るようなあり方を紹介する。
3. センターの運営も含め、少人数でも効果的で効率的な活動が提供できるよう、各センターの常勤ボランティア、地区社会福祉事務所等と創造性をもって協働する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

マレーシアの伝統的な遊び(チョンカッ等)、卓球、PC(各センター1台)、バトミントン、伝統芸能の楽器等
近隣にサッカー場がある場合もある

4)配属先同僚及び活動対象者

地区社会福祉事務所担当(40-50代:経験10年以上)
各センター常勤ボランティア(20-30代:経験1-10年) 1名

地域の子ども:7-18歳

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:ムスリムの男子生徒が多いため

[学歴]:(大卒) 備考:同僚に合わせるため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:子どもに関するもの

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動は平日の午後から夕方にかけて行われ、週末もイベント実施している