要請番号(JL00919B09)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マレーシアプトラ大学(UPM)
2)配属機関名(日本語)
マレーシアプトラ大学(UPM) スポーツセンター
3)任地( スランゴール州セルダン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
UPMは同国の国立総合大学であるが、当大学スポーツセンターはスポーツ競技を通じ、より有能な人材育成を目指しており、大学のみならず高校、社会人への各競技の普及活動を行っている。学内、国内、国際大会に向けた各競技者の選抜のほか、スポーツ文化発展のためのプログラム、研修会の企画・実施、各種練習・大会用機材の調達を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先であるUPMのスポーツセンター部は、各競技大会への出場に向けたアスリートに対するトレーニングを行っている。マレーシア国内には他のアスリート養成機関はあるものの、ストレングスコーチのような専門的知見でアスリートの身体能力、体力強化を管理指導できる人材が不足しているため、指導環境がある程度整備されているUPMスポーツセンターに大学卒業したアスリートが大勢在籍している状況である。UPMがターゲットとしている競技は、ラグビーやアーチェリー、セパタクローなど7競技であるが、競技によっては大会で好成績を収めることができていない。
本スポーツセンターを拠点に国際大会等で好成績を収め、マレーシア全土にスポーツの素晴らしさを拡充したいとの配属先の強い思いから、本要請に至った。なお、2018年10月から野球コーチとして青年海外協力隊1名が派遣されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.各種競技のコーチやアスリート、マネージャーらとの定期的なミーティングを実施し、各筋力・身体能力強化、敏捷性トレーニングなどを用いて基礎体力の向上を目指す。
2.上記の評価方法をプランニングし、包括的なトレーニングプログラムを構成する。
3.各大会結果を踏まえアスリートのパフォーマンスを分析し、改善する。
4. トレーニングによる各能力変化についての評価と関係者への報告、改善を行う。
5.可能であれば、配属先にあるスポーツ科学科と協働し、スポーツ科学に基づくトレーニングアプローチを提案・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
トレッドミルやスピニングバイク、クロストレーナーなどの有酸素系マシン数台
レッグカール、ラットプルダウン、チェストプレスなどのウェイトスタックマシン数台など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
スポーツセンター長(男性、元セパタクローマレーシア代表)
部長(37歳男性、元十種競技マレーシア代表)
活動対象者:
学生、各種競技コーチおよびアスリート、スポーツセンタースタッフなど
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(NSCA-CSCS (※))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:体育やスポーツ学部卒が望ましい
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:スポーツチームでの指導経験
[参考情報]:
・スポーツトレーナー関連の資格
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※NSCA-CSCS:コンディショニング&ストレングススペシャリスト
活動が開始する時間帯は主に夕方以降であり、現地週末の活動もある。