2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00919B14)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ケダ州社会福祉局

2)配属機関名(日本語)

ケダ州高齢者地域センター

3)任地( ケダ州アロースター ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ケダ州社会福祉局では、障害者・子供・高齢者・青少年・災害時の支援など社会的弱者の支援を行っている。配属先となる高齢者部門では、入所施設の運営、高齢者のエンパワメント、移動手段提供等を管理している。2030年には高齢化社会へ突入すると予測される当国ではサクセスフル・エイジングのスローガンのもと、高齢者の1.社会面 2.健康面 3.経済面 4.精神面 5.環境面の充実を進めている。特に「社会的」充実の促進として「高齢者による高齢者のための場」として地域に根差し地域センターの設置が増えている。高齢者部門へのJICA海外協力隊の派遣は初となるが、障害者部門への派遣実績があり、現在JV1名が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2030年に高齢化社会を迎えるといわれている当国では、高齢者支援の基盤作りが広がりを見せている。医療事情の進歩に伴い、高齢化が進む中、2002年ごろに初めて地域センターが導入されたのを皮切りに、主に定年退職後の元気な高齢者が、地域センターにおいて自分自身が講師となったり、地元ボランティアを招き、軽運動や語学クラスの開講するなど活発に活動している。現在州内に6か所ある地域センターでは、地域の有償ボランティアであるコーディネーター1名と地域センターの利用者でもある管理組合の運営の元、様々な活動を実施している。活動の基本は上記5点であるが、特に社会・.健康と経済面での充実を期待しての要請となった。2015年から2017年実施の「高齢化社会に向けた地域社会に根差したプログラム及び社会的支援の構築プロジェクト」で日本の取り組みに触れ、更に関心が高まった事からJICA海外協力隊の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ケダ州社会福祉局に配属され、州内6か所の地域センターを巡回しながら以下に取り組む。
1.すでに実施されている活動内容を振り返り、地域やセンター内の人材やリソースを活用した生涯学習や軽運動などの健康管理の提案や改善を行う。
2. 家の中で長時間を過ごす高齢者が少なくないため、興味をもって参加できるような魅力的な活動の提案と導入。
3. 病院などその他の機関や民間企業などと協働し、地域センターとして地域に貢献できるような関わりを開拓し、高齢者の積極的なボランティア活動など社会的なつながりを強化する。
4. ボランティアが得意とする中から、手工芸等の小規模事業を提案し販路などを開拓する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコンや家庭菜園、血圧計やトレーニングジム、簡易キッチンなどがあるセンターもある

4)配属先同僚及び活動対象者

州福祉局担当(経験25年・50歳代)
各地区福祉事務所担当(30歳代の男女)
各センター担当コーディネーター(20歳代から60歳代の男女)

利用者:60歳以上の男女(60歳以下も活動に参加することは可能)

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(介護福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:利用者に合わせるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:高齢者に関する幅広い知識が必要

[参考情報]:

 ・高齢者の余暇活動に関する経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】