2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00920A06)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ジョホール特別支援教育サービスセンター

3)任地( ジョホール州スクダイ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省管轄の特別支援教育サービスセンターでは、州内の障害児支援に関わるサービスを、国立特別支援教育学校(聴覚障害)に併設された施設で提供している。センター登録の4歳から17歳の児童・生徒の早期療育、支援提供に係わる障害のアセスメントや、リハビリテーション、療育相談、家族や特別支援学級教員に対する技術指導を行っている。主に学区内の学校でのスクリーニングや教員への研修などを実施。同センターには作業療法士1名と言語聴覚士1名が在籍。2012年に特別支援教育分野の青年海外協力隊2名がセンターを拠点に巡回指導をしていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マレーシアでは、2019年より「ゼロリジェクト」を目標に掲げ、全児童生徒の教育アクセスを目指し、障害のある子どもへの早期療育やスクリーニングを喫緊の課題としている。教育省は各州に「特別支援教育センター」を1ヵ所設置し、就学前の児童の早期療育やリハビリテーション、家族への指導を実施し、また州内の学校での、スクリーニングの実施やセラピストによる教員への研修などを開催している。同センターでは平均4名/日の登録児童生徒のリハビリに加え、より充実した支援を目指している。近年増加する発達障害のアセスメントや支援方法の共有、病院や学校など関係する機関との連携の在り方についての提案を期待してのJICA海外協力隊要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員はセンターに配属され、同僚セラピストと共に、以下の活動を実施する。
1.登録児童生徒のリハビリテーションの実施に加え、効果的なアセスメントや家族へのコンサルテーションについて同僚へ提案する。
2.個別支援計画の策定や効果的な活用方法、関係機関連携の重要性について同僚と共に提案する。
3.学校でのスクリーニングの際に、より効果的で効率的なアセスメント方法の紹介や発達障害について啓発を実施する。
4.教員や家族に向け、学校や家庭で実践できる作業療法の提案及びワークショップを開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンターやプロジェクターなどの事務機材
早期療育用のプレイルームや、玩具など作業療法に必要な機材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:作業療法士(女性/大卒/経験4年)
言語聴覚士(女性/大卒/経験4年)

活動対象者:
地域の障害児(脳性まひ、自閉症・ADHDなど発達障害)とその家族
近隣の特別支援学級教員

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚に合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践力が必要なため

[参考情報]:

 ・特別支援教育現場での経験

 ・子どもの療育経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は金曜と土曜が週末となり、日曜から木曜日が勤務日である