要請番号(JL01216B08)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ビコール大学工学部産業デザイン学科
3)任地( アルバイ州レガスピ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は1969年に設立され農学、工学、教育学、経済学、看護学等幅広い学部及び大学院も有する総合大学。アルバイ市のメインキャンパスを中心に周辺地域に7つのキャンパスを持つ。大学全体の学生数は約19,000人で年間予算約30億円。配属先となる工学部産業デザイン学科はビコール(ルソン島南部)地域の産業デザイン人材の育成を目的とし2013年に新設された4年制コース。学生数64名、教職員数4名、年間事業予算50万円程度。同大学は現在自動車整備のJVが活動中である他、過去にJVチーム派遣「理数科教育向上プロジェクト」が実施される等JICAボランティア事業と関係が深い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
これまでビコール地域には産業デザインを学べる大学は無く、配属先は地域初の産業デザイン学科として2013年に設立されたばかり。特に、地域製造業の発展のためには産業デザイン人材の供給が不可欠と考えられており、地域の期待は大きい。しかしながら、開設後日も浅いために授業も手探りで進めているのが現状。今後質の高い教育と人材育成を行っていくためには、産業デザインの知識/経験を持つボランティアの支援が非常に有効との判断で要請に至った。配属先は、現場で活躍できる人材育成のため、産業デザインの基礎をしっかり身に付ける授業を行うとともに、民間企業や産業系政府機関(貿易産業省、科学技術省等)等の外部機関と連携しながら、学生に実践経験を積ませるプロジェクト型の授業の導入等を将来的に目指す他、同学科の優秀な卒業生を講師として迎え安定した学科運営を行いたい意向があり、その実現に向けた協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚と共に授業を実施し、授業の改善に係る助言を行う。
2.教材の改善/新たな教材の開発を支援する。
3.産業デザインに係るセミナー、研修、展示会等の計画・実施を支援する。
4.民間企業等の外部機関と連携したプロジェクト型授業の導入等、学生の実践力向上を図る授業の導入のための調整
に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、作品展示室、2016年度内にFablabに登録できるよう工作機械の購入を実施中。
4)配属先同僚及び活動対象者
副学部長:男性 40代
産業デザイン学科教師:男性3名(50代1名、40代1名、20代1名)、女性1名(30代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学での活動であるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務経験に基づく助言が必要
[参考情報]:
・産業デザインの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
事務所から空港まで車で1時間。