要請番号(JL01216B11)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
西ネグロス州ビクトリアス市役所農業事務所
3)任地( 西ネグロス州ビクトリアス市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は西ネグロス州北部に位置する人口8万8千人程度の市の市役所。市役所年間予算は10億円弱で職員数760名。JV配属先となる農業事務所には14名の職員(正職員9名、臨時職員5名)がおり年間予算2600万円程度。農民/漁民の生計向上を目的とし、農業開発計画の立案、農民/漁民に対する日常的技術指導/普及、病虫害防除、各種研修の実施等のサービスを提供している。これまで外国人ボランティアの受入経験はないが、2014年10月から、JICA草の根技術協力により沖縄県南城市の支援を得て「アグリビジネス/アグリエコツーリズム強化プロジェクト」に取り組んでいる(同プロジェクト実施期間は2017年3月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地はサトウキビが主産物であるが、砂糖価格の低迷により農民の生計が安定しないという問題がある。これに対し、配属先では農民の営農形態の転換を図るため、有機農業推進を市の条例に制定し、上記JICA草の根技術協力プロジェクトにも取組むなど、有機農業と生産物の加工、販売を含めた6次産業化やアグリエコツーリズムの推進施策を打ち出している。この施策では、まず有機農産物の生産体制の強化による生産拡大が極めて重要となり、これを沖縄県南城市の支援を得て進めているが、その成果の現場への定着と普及拡大を図るためには、JVによる現場に密着した支援を行うことが効果的との判断により要請に至った。なお、同市観光事務所からは観光業推進に係る各種事業運営を支援するため観光職種JVも活動中。JVは南城市関係者とも連携をとりながら活動することが予定される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
JVは同僚と協力しながら以下の活動を実施予定。
1.安全な野菜作りに取り組む農家を巡回し、栽培・経営上の問題点の抽出やその解決に係る支援を行う。
2.安全な野菜作り・ハーブ栽培技術、有機肥料や有機忌避剤生産技術等に係る農家への研修やセミナーの実施を支援する。
3.デモファーム(2000年設立)の運営管理支援を含め、農家に対する安全な野菜作り普及活動を支援する。
4.野菜・ハーブ等の収穫後の鮮度維持のための包装・流通、販売のためのラべリング等についての助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター等事務機
4)配属先同僚及び活動対象者
市長: 男性 50代
農業事務所長: 男性 40代
主な同僚: 女性2名いずれも50代、男性2名いずれも40代
その他農業事務所には9名の職員が勤務
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・有機農業の経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
事務所から空港まで車で1時間。