要請番号(JL01217A10)
募集終了
2代目
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
農業省フィリピン水牛センター(PCC)本部
3)任地( ヌエバエシハ州ムニョス市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
PCCはフィリピン水牛法に基づき設立され、水牛飼養の改善/生産性向上を通じた農家の生計向上支援を実施。具体的には水牛の遺伝的改良/飼養技術改善とその農家への普及、水牛乳/肉製品等の品質管理技術、販路拡大やビジネスモデルの確立など水牛産業を担う拠点。施設内には各種研究施設、牧場を所有し、職員192名、予算約10億円/年。本部の他に13カ所の国内センターを所有。2000年から5年間、JICA技術協力プロジェクト「水牛及び肉用牛改良計画」が実施された。過去にKOICAボランティアとシニア海外ボランティアを受け入れた実績あり。現在は日本人アドバイザー(個人契約)が1名勤務されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
PCC本部では2013年からDairy Herd Improvement Program(以下DHIP)をヌエバエシハ州で実施。PCCによる技術普及の取組により同州内の乳用水牛飼養のレベルは他州に比べて高いものの、普及スピードは遅く思うようには進んでいない。このため、DHIPは、特に農家への技術普及の強化/システム化に重点を置いており、具体的には、技術普及の現状分析/評価、普及関係者(農家人工授精師等農家代表含む)の普及能力強化のための各種研修、農民に対する研修、協同組合/組織の強化支援等を包括的に実施することで農民の生計向上に結び付く優良な水牛飼養を可能にする体制/システムを確立/モデル化し、そのモデルの全国への普及を目指している。このプログラムの目標達成に向けた支援のためにボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
DHIPにおける普及モデル確立のため、主に以下の活動を行う。
1.人工授精の効果的実施/普及とそれに基づく効果的な水牛飼養のため助言。
2.水牛飼養農家の飼育能力強化のための支援
3.配属先が水牛飼養農家などへ実施するトレーニングへの補助。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、コピー機、プロジェクター等。農家現場への巡回は配属先の車両で実施予定。
4)配属先同僚及び活動対象者
DHIPチーム
主任:女性 50代 実務経験約25年。
その他スタッフ10名。獣医師、普及、アグリビジネス等、各分野担当者により構成。年齢20~50代。実務経験2-38年。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務経験に基づく助言を要する
[参考情報]:
・人工授精の経験も繁殖業務の一つになる。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)