2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01217B02)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁 ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

教育省 レイテ州事務所 タナウアン第一地区事務所

3)任地( レイテ州 タナウアン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はレイテ島の東海岸に位置するタナウアン町(人口5万人程度)にある二つの地区教育事務所の一つで、地区内の19の小学校に属する小学校教員の能力向上にむけた研修を通じて、教育の質の向上を目指している。職員数7名で年間予算約630万円。配属先は地区の中心的小学校であるタナウアン第一中央小学校内に設けられている。海外からの援助は、2013年の台風(ヨランダ)被災からの復興支援として校舎建築や補修等を受けている。なお、同町内の別地区の教育事務所でも小学校教育JVが活動しており、双方の連携を通じた協力も期待されている。現在、2016年度1次隊で派遣された小学校教育JVが活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

タナウアン町は2013年11月スーパー台風の直撃による高潮と暴風雨で壊滅的な打撃を受け、多くの死傷者が出た町。被災から3年が経過し、内外からの復興支援を受け生活インフラなどは回復しつつある。本要請は被災当時にJICAボランティア有志が被災地に住む子供達への支援活動(音楽、ゲーム、お絵かき等のお楽しみ会)を行ったことから始まり、初代隊員は担当地域の小学校を巡回しながら、音楽、体育、図工の教育の質を向上に向けた活動を実施している。前任者の活動を引き継ぎながら、教育の質の向上に向けた取組の定着に向けた継続的な支援が必要となり、後任要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

JVは小学4-6年生(年齢10-12歳程度)を対象学年とし、以下の活動を行う。活動の拠点は配属先事務所内にあるタナウアン第一中央小学校(教員数28名、児童数約1000名)である。可能であれば地区内の他の学校へと指導改善の輪を広げていくことが望まれる。
1. 音楽、図工、体育教育の現状を把握/分析し、具体的な指導方法や教材について改善策を提示する。
2. タナウアン第一中央小学校の教員への指導を中心とし、他学校の教員との学習会の企画・運営補助を行う。
また、可能であれば他学年・他教科(理科・算数・防災教育)の教員に対しての指導改善の提案や授業補助、各種学校行事での補佐、学校環境の改善なども求められることが予想される。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター等事務機器。

4)配属先同僚及び活動対象者

タナウアン第一地区事務所長:50代女性
その他所員:事務職員6名
主たる同僚:50代女性(タナウアン第一教育事務所内サン・ロケ小学校長)とタナウアン第一教育事務所内小学校の教員(28名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:実務経験に基づく助言を要する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・事務所から空港まで車で1時間。フィリピンにおいては免許の関係上、JV単独での児童への直接授業を行うことができないため、指導はティームティーチングもしくは試演授業の形式となる。