2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01218B06)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

マタグオブ町役場 農業事務所

3)任地( レイテ州マタグオブ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地はレイテ島西部に位置し、21の村(バランガイ)から成る人口約1万8千人の田舎町の町役場。属先となる町役場の
職員数は約75名、年間予算が約4億4,000万円。所属する農業事務所の職員数は8名、年間予算は約800万円。事務所は
町内の農家/漁民に対して、農業技術指導、高付加価値産品の普及、病虫害防除、各種研修の実施などのサービスを提
供している。これまで3代の青年海外協力隊(JV)が農民の生計向上を目指したカカオ栽培普及事業に取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

町は米、トウモロコシ、ココナッツ以外の換金作物(野菜・フルーツなど)の増産を通じた農民の生計向上をめざしており、カ
カオもその一つとして、農民へのカカオ苗の配布、加工機材の導入など増産体制をめざした。しかし2013年の大型
台風により、カカオの木が大きな被害を受け、生産量も減少した。しかし、台風以降、カカオの消費増などを理由に取引価
格が上昇し、現地の農業省及び配属先は再びカカオ増産に向け農民にカカオ苗を配布し、現在に至っている。しかしなが
ら、カカオ栽培に係る知識不足、管理不足による枯死事例が多いという問題があり、JVはカカオ農家の組合化を進め、農
民間の情報共有を通じた栽培管理の体制強化やカカオ製品の販売に向けた取り組みを進めている。今後、台風後に植樹
したカカオの木が実をつける時期となり生産量が増加するところ、更なる組合の能力強化に向けた支援が必要なため、後
任JVの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先の施策を理解するとともに、カカオ農民の生活状況、経済状況を把握する。
2.質の高いカカオの収穫、販売に向け、カカオ栽培農家の組織化を支援する
3.カカオ栽培に関する技術的研修やセミナーの調整、運営管理を支援する。
4.カカオ製品の質の向上に向けたアドバイスや販路拡大への支援。
※カカオは植樹から収穫開始までに約3年を要する。現在、台風後に植樹した木の収穫量が増加している。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特に無し

4)配属先同僚及び活動対象者

農業事務所長 1名(50代)
農業職員 1名(60代)
農業技術者 2名(50代、20代)
フィリピン ココナッツ組合職員 2名(30代、30代)
その他職員 2名(30代、20代)
カカオ組合員(67名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・会社等での勤務を通じた組織運営や業務調整

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

事務所から空港まで車で1時間。最寄の空港(タクロバン)から任地までは、バス等で約3時間の移動を伴う。