2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01218B08)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁 ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

ギンバル中央小学校特別支援クラス

3)任地( イロイロ州ギンバル町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はパナイ島南部に位置するイロイロ州ギンバル町(人口約3万人)にある中央小学校付属の特別支援クラス。小学校全体の年間予算は約220万円、生徒数約1250名。中央小学校の中に特別支援クラスが設置され、知的障害、視覚障害、聴覚障害、言語障害、自閉症などの障害がある児童・生徒(約30名)がおり、2名の教員が担当している。配属先は小学校であるが、フィリピンの障害児教育においては成人年齢に達していても、そのまま小学校に留まり続けるケースが珍しくない。そのため、ボランティアの活動対象となる児童・生徒の年齢は3-35歳程度と幅広い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィリピンの特別支援教育では、障害がある児童が通常学級で学習できるようになることが主な目的となっており、保護者の多くもそれを望んでいる。しかしながら通常学級に入ったものの、教師による継続的なフォローを必要とする児童が存在するのに対し、きめ細かいケアが困難なのが現状。ボランティアにはそれらの児童(主に3~11歳)を観察し、同僚教師や保護者へ適切なアドバイスを行うことが期待されている。比較的年齢の高い生徒(12~35歳)に対しては、就労移行支援教育が行われており、手工芸品製作や調理、学校菜園での野菜作りなどのサポートを行う予定。また同町の町役場社会福祉開発事務所には2018年12月までグループ型で派遣されているコミュニティ開発のボランティアがおり、ギンバル中央小学校と協働しながら、町全体の障害児・者をサポートする活動も行っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教員と共に以下の活動を行う。
1. 通常学級に編入した知的障害がある児童へのフォロー及び同僚・保護者への助言を行う。
2. 個々の児童・生徒の障害の程度、特徴に合わせた個別指導を支援する。
3. 手工芸品製作や調理などの就労移行支援教育を支援する。
4. 同州内の小学校に派遣されているボランティアと協力し、研究授業等のイベントを実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品、手工芸や調理に関る道具、教材

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長:50代女性
主たる同僚: 30代女性(経験年数14年)
40代女性(経験年数19年)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言が必要

[参考情報]:

 ・特別支援学校・学級または通級での指導経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

フィリピンにおいては免許の関係上、JV単独での児童への直接授業を行う事が出来ない為、指導はティームティーチングもしくは試演授業の形式となる。生活使用言語は地域における現地語。