要請番号(JL01218B09)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
アクラン州カリボ町役場災害危機軽減管理事務所
3)任地( アクラン州カリボ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カリボ町はパナイ島北部の海に面した町、アクラン州の州都であり人口約8万人、16の村(バランガイ)から成る。配属先となる災害危機軽減管理事務所は町長直轄組織として2011年11月に設立された組織で、正規職員4名と臨時職員22名の計26名が配置されており、年間予算約3千万円。研修や訓練の実施を含めた市の防災、災害軽減、災害対応に関する事業の責任機関であるとともに、災害発生時の救急・救助対応も担っている。配属先事務所長は2016年に日本で実施された「災害リスク削減とマネジメント」研修に参加しており、経験と知識が豊富。総じて配属先スタッフの技術レベルは高い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は災害発生時の緊急対応や事後対応について、行政からの支援(公助)を待つばかりではなく、地域住民が「自助・共助」の精神を持ち、自発的に地域の為に行動する事の重要性を認識している。フィリピンでは、2010年に制定された「災害リスク管理・軽減法」により、各村の自治組織内に防災組織の枠組みは作られているが、地方では予算や資機材、人材の不足により十分に機能しているとは言えない状態。配属先は、特に日本のコミュニティ防災手法に関心を持っており、例えば神戸市の「防災福祉コミュニティ(通称:防コミ・BOKOMI)」をモデルとした村におけるコミュニティ防災の強化を希望している。初代JVは多くの防災セミナーを開催するとともに、避難所運営ゲーム(HUG)等の紹介を行った。2017年度1次隊派遣の2代目JVは緊急オペレーション時のマニュアル作成の支援やスタッフの災害対応能力向上を目指し活動中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. 配属先スタッフ、地域住民を対象に、日本におけるコミュニティ防災の取り組み(防コミ、自主防災組織、防災の日の訓練、避難所運営ゲーム(HUG)など)の紹介などを通し、コミュニティ防災についての意識啓発を行う。
2. バランガイ(村)において組織化されている災害対応組織の訓練及び配属先との連携強化を行う。
3. 配属先スタッフの災害対応能力の向上に資する訓練や研修を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(デスクトップ)、プリンター、プロジェクター、車両、トレーニングセンター
4)配属先同僚及び活動対象者
災害危機軽減管理事務所長: 男性 40代(経験年数 7年)
主たる同僚職員: 男性30代(経験年数 7年)
女性30代(経験年数 3年)
他、約20名のスタッフが在籍している。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため
[参考情報]:
・消防士経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語は地域における現地語