2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01219B06)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁 ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

教育省レイテ州事務所タナウアン第二地区事務所

3)任地( レイテ州タナウアン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、レイテ島の東海岸に位置するタナウアン町(人口5万人程度)にある三つの地区教育事務所の一つで、地区内の小学校教員の能力向上のための研修実施などを通して教育の質の向上を目指す機関。職員数3名で年間予算630万円程度。同地区内には20の小学校がある。なお配属先の事務所は、地区の中心的小学校であるタナウアン第二中央小学校内に設けられている。現在、隊員が活動中。活動の拠点は配属先事務所のあるタナウアン第二中央小学校(教員数19名、児童数523名)であるが、ここで得られた成果を地区内の他の学校へと指導改善の輪を広げていくことも期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

タナウアン町は2013年11月にスーパー台風の直撃による高潮と暴風雨で壊滅的な打撃を受け、多くの死傷者が出た町。被災当時タナウアンが任地であった隊員(看護師)が中心となり、隊員有志による被災地の子供たちの支援活動を毎月1回実施していた。これは、地域の子供たちを集め、音楽、ゲーム、お絵かき等お楽しみ会を催すもので、子供達を励ます良い機会になった。この流れを受け、初代隊員は、音楽、体育、図工の教育の質の向上を目指し、活動を進め、一定の成果がでた。その後2代目となる前任隊員は教育改革に伴い、新指導要領に基づき、理科・算数教育の向上に取り組んでいる。但し、その成果発現には長期的な支援が必要で、引き続き隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

フィリピンの初中等教育は10年制(日本の高校1年)で終了していたが、2016年から12年制が導入され、それに合わせて新指導要領が制定された。よって、隊員は小学1~6年生(年齢10~12才程度)を対象学年とし、以下の活動を行う。
①新指導要領に基づき、算数・理科の現状を把握・分析し、具体的な指導方法や実験方法、各教材について指導改善の提案や授業補助を行う。
②付随的な活動として、音楽(鍵盤ハーモニカ、リコーダー)の指導や各種行事補佐、学校環境改善につき助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター等事務機器。

4)配属先同僚及び活動対象者

教育省レイテ州支所長: 40代男性(博士号保持者)
タナウアン第二地区事務所長: 50代女性
その他所員: 事務職員2名
主たる同僚: 50代男性(タナウアン第二中央小学校長)と同学校の教員:19名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導経験に基づく助言を要する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・事務所から空港まで車で1時間。フィリピンにおいては、免許の関係上、隊員単独での直接的な授業指導は行うことができないため、指導はチームティーチングもしくは試演授業の形式となる。