要請番号(JL01220A16)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ボホール州獣医事務所
3)任地( ボホール州タグビララン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は同州47自治体(市町村レベル)を所轄する州の獣医事務所(日本の家畜保健衛生所に相当)である。職員数90名(正職員49名、臨時職員41名)で、年間予算は約8千万円。畜産(家禽含)についての啓発・広報・助言指導を行うことで、地域における産業振興を推進している。隊員が配属となる生産部門は人工授精等の技術で家畜を改良し、生産性の向上を図り各種研修実施等のサービスを提供している。部門スタッフは5名(正職員3名、臨時職員2名)。年間予算は120万円程。同配属先にはこれまで人工授精を普及するため、5名の家畜飼育隊員が派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
水牛の牛乳はホルスタインの牛乳に比べて高値で取引される事から、生産性の向上が望まれている。同部門は乳用牛については人工授精技術も確立され一定の成果もあげてきたものの、水牛についてはまだまだ改良の余地がある。水牛の特性として発情徴候が微弱であるため見逃しやすい。加えて水牛は元来役用であることから飼養管理が行き届いているとは言い難く受胎率は低い。水牛の生産性を向上させるため改良を引き続き進めながら、農家の飼育管理環境ならびに牛の飼養管理の改善を推進していくため、隊員の要請があがった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
47自治体の中の特に畜産が盛んな地区をパイロットエリアとして以下の活動を行う。
1.農家が水牛の適切な飼育管理方法ならびに飼養管理方法の両方について習得・実践できるよう指導する。
2.人工授精や受精卵移植、発情の同期化等の技術指導や研修を通して、配属先スタッフ(人工授精師)の能力強化を支援をする。
3.人工授精・乳量などのデータベースを整理し、分析する。
4.配属先におけるその他の業務を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務機器等。
4)配属先同僚及び活動対象者
生産部門部長:獣医師女性50代
人工授精コーディネーター:男性50代(経験年数:30年)
活動対象者:
人工授精師、畜産農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
(家畜人工授精師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)獣医学 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導が必要のため
任地での乗物利用の必要性
単車小型自動二輪免許が必要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語はセブアノ語またはタガログ語