【配属機関概要】

3）任地（ ラヨーン県ニコムパッタナー郡 ） JICA事務所の所在地（ バンコク ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同施設は東部9県を管轄し、労働災害による障害者や身体障害保険加入者に医療・職業・心理的リハビリテーションを行う入所型施設として2003年に設立された。施設はラヨーン市内より北西に約30kmに位置する。現在の入所者は約40名、入所期間は概ね3か月～1年である。医療リハビリテーション対象者は約30名、男性が約8割である。職員数63名。年間予算は約6,000万円。2009～2011年SV(作業療法士)、2012～2014年JV(作業療法士)の派遣実績あり。また、KOICAからも理学療法士が派遣されていたことがある。配属先HPのURL http://www.sso.go.th/eirc/。

【要請概要】

1）要請理由・背景

これまでJICAボランティアは、2代にわたり作業療法実施のための環境整備とカウンターパートに対する作業療法技術の向上・伝達に努め、配属先環境は大幅に改善された。特に、2代目は、配属先が実施するプロジェクトと関わり、多くの助言をするなど、配属先からも大きな評価が得られた。さらに障害者に優しい住環境になるようなアドバイスを求め、JVの要請が挙げられた。センターの対象疾患・障害は、手指の障害(切断・挫滅・火傷・骨折などによる)、切断(上肢・下肢、両側、片側)、頭部外傷(片麻痺)、脊髄損傷、末梢神経損傷、火傷である。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.配属先の作業療法士と協働し、入所者に対する作業療法を実施する。
2.配属先の作業療法士と、知識・情報交換(自助具・スプリント製作について、可能な範囲で評価・プログラム立案)を行う。
3.地域障害者の家庭訪問・生活指導の実施に協力する。
4.退所した患者の住宅改修活動(ニーズ調査、改修工事、フォローアップ活動)に協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

上肢訓練機器、作業療法機器、自助具、治療用ゲーム、バランスボール、ADL練習スペース等

4）配属先同僚及び活動対象者

センター長 50代 男性
副センター長 50代 女性
作業療法士 30代 男性
理学療法士 30代 男性2名 女性2名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

第2コミュニケーション言語は英語になります。