要請番号(JL01817A11)
募集終了
・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カセサート大学サコーンナコーン校
3)任地( サコーンナコーン県ムアンサコーンナコーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タイで3番目に古いカセサート大学(1943年創立・農業大学)の分校。貧困地域である東北地方の高等教育環境を整える目的で1996年に開設された。天然資源・農産業、理工、人文・経営管理、公衆衛生の分野で学士と修士プログラムを有する(全学生数7,000人)。専門の研究を近隣農村で応用するタスクが全学生に課されており、大学で得た知識を使って、様々なプロジェクトを立上げ実施している。 全学生対象の外国語教育は人文・経営管理学部が担っており、現在英語と中国語のプログラムがある。今後、仏語やベトナム語とともに日本語を開設し、外国語教育プログラムの再編成が予定されている。 www.csc.ku.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
開校から20年余り、最貧困地域の一つと認識されるサコーンナコーン県で、地域の若者に高等教育の機会を提供し、近隣コミュニティー発展のためのカリキュラムも実施されてきたが、学生たちの知識やコミュニケーション能力の向上を図るために、今後外国語プログラムを拡大する方針である。タイ人日本語教師を雇用でき次第日本語コースを開始する予定であるが、ボランティアには日本語プログラムの基礎作りへの支援を期待している。「アカデミアとコミュニティーの社会的関わり」をキーワードに、日本の大学との交流もあり、協力関係強化のためにも日本語が学べる環境を整える必要があり、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.全学部学生対象の教養課程における日本語プログラムの基礎作りを支援する。
・カウンターパートと協働で日本語の授業(導入・初級レベル)の計画と実施
・日本文化(含ビジネスマナー)の紹介
・日本語カリキュラムの構築
2.交流のある日本の大学とのコミュニケーションを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プロジェクター、WIFI、日本語教材(2017年1月現在未定)
4)配属先同僚及び活動対象者
タイ人日本語教師(2017年1月現在雇用選考手続き中)
対象者: 全学部の学生を対象にした選択科目となる。
(履修者の数は、タイ人日本語教師採用後に調整される)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学で教えるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:日本語コースの立上げに携わるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(16~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日本語教育関連での修士号取得者が好ましいが、学士でも可。第2コミュニケーション言語:英語。