2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01817A12)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人間の安全保障省

2)配属機関名(日本語)

ナコンラーチャシーマ人身取引被害者保護福祉センター

3)任地( ナコンラーチャーシーマ県ムアンナコーンラーチャーシーマ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1997年設立の女性人身取引被害者(主に強制労働)の保護施設。入所者は、タイ人だけでなく、近隣諸国出身の被害者も多い(特にラオス人)。センターでは、約1年にわたり、衣食住と職業訓練(手工芸・美容理髪・マッサージ・調理など)を提供している。職員数は約40名、ソーシャルワーカー、心理カウンセラー、職業訓練士、寮母、事務員などがいる。入所者数は一定していないが、50名から70名が、敷地内にある設備を利用して職業訓練を受け、寮で共同生活をしている。新規入所者は職業訓練開始までの約1ヶ月間、様々なアクティビティを通して心の安定を図る「初期入所室プログラム」に参加する。

【要請概要】

1)要請理由・背景

初期入所室プログラムは手工芸を中心としたアクティビティーを提供していたが、2015年度からJV(前任者)が紹介した女性のエンパワーメントスキル向上のためのアクティビティーを取り入れるようになったところ、入所者の職業訓練に移ってからの態度に肯定的な変化が見られるようになり、配属先から引き続きこのようなアクティビティの紹介・導入を通じたプログラム強化の支援を求められている。カウンターパート(C/P)も、JICA本邦研修に参加した際に視察したプログラムを施設全体で学ぶ必要性を認識しており、引き続きボランティアの支援を受けたいと後任の要請に至った。
実施中のJICA技術協力プロジェクト「タイ・メコン地域人身取引被害者支援能力向上プロジェクト(CM4TIP)」(2015年4月2日~2019年4月1日)の直接支援対象施設ではないが、緩やかな連携を図っていく。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.初期入所者に対して、C/Pとともに、情緒的安定や今後の効果的な活動の準備につながるような、音楽、絵画、手芸、料理、リクレーションなど楽しみながら取り組めるアクティビティーの企画・実施
2.入所者と職員に対して、担当職員とともに、(1)女性のエンパワーメントスキル向上のためのワークショップや(2)人身取引被害者や虐待被害者対象の更正・支援プログラムについて学習する機会などの提案や実施
3.その他、同様のセンターに派遣されているJVとの連携活動が期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

初期入所室(担当者用事務所・アクティビティールーム・TV&DVDルーム)、手工芸材料・道具、文房具、調理室など

4)配属先同僚及び活動対象者

ソーシャルワーカー(社会福祉部部長):男性、30代、大卒、勤続2年
初期入所室プログラム担当訓練士(社会福祉部):女性、30代、大卒、勤続7年

対象者:13歳から17歳の人身取引被害にあった女子児童

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:女性保護施設のため

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(社会経験)3年以上 備考:多様な背景の入所者に対応するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~36℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

第2コミュニケーション言語:英語