2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01817A25)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

タートパノム中高校

3)任地( ナコーンパノム県タートパノム郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1950年に設立された生徒総数約2100名、教職員約100名の公立中高一貫校。日本語教育は国際交流基金(JF)の日本語教師養成研修を受講したタイ人教師(専門は英語)が担当し、2001年に高校生を対象に開始された。2013年からは日本語教育JVが2代続けて派遣され(2013ー2015年、2015ー2017年)、タイ人教師と一緒に授業に入る形を取って教えている。一般の外国語教育は、日本語、英語、ベトナム語、中国語があり、それとは別に英語の特別プログラムが開設されている。学校年度は5ー9月、11ー3月の2学期制。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は第2、第3タイ‐ラオス友好橋の架かるムクダーハーンとナコーンパノムの間に位置する、仏教の聖地プラ寺院で有名なタートパノムにある。日本語教育の規模は大きくないが、日本語を重要な学習言語と認識し、隣県にある日本語教育センター校(教育省指定)管轄の周辺校として、日本語コンテストやキャンプへ企画の段階から参加するなど、熱心に取り組んでいる。これまで2代継続してJVを派遣しているが、日本人教師が加わることにより、授業内容の幅が広がり、タイ人日本語教師の日本語運用能力向上に加え、日本語コンテストで上位入賞者が増えるなどの成果がを出ている。その結果、日本語学習者も増加した。国境沿いの日本人が少ない地域での日本語教育支援が、日本に関心を持つ若者の拡大や将来タイと日本の架け橋になる人材が輩出されることを期待している。なお、同僚教師の教授技術向上をめざすため、1年程度の実務経験があることが望ましい。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 授業の実施(タイ人教師との協働、日本語4技能・日本文化、16ー18コマx50分/週)
2. 日常会話、授業に係る協議、教材作成等を通したタイ人教師の日本語運用能力向上支援
3. 生徒を対象に、日本語コンテスト、日本語キャンプ、日本語能力試験の参加・受験に係る支援・日本語コンテストや日本 語キャンプ実施に係る支援(会議へ出席、参加生徒の引率、キャンプ企画と実施、他)
4. 中学生を含む日本語学習者以外への日本語・日本文化紹介イベントの企画と実施(不定期)
5. 日本語教育JVグループ派遣に係る活動(情報共有、会議参加など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

主教材「あきこと友だち」「こはるといっしょに ひらがなわぁ~い」 その他、「エリンが挑戦!にほんごできます。」「みんなの日本語」など、参考書、絵カード、辞書、プリンター、プロジェクター、ホワイトボード

4)配属先同僚及び活動対象者

タイ人教師 1名、30代、教師歴18年(うち日本語教師歴15年)、JFの研修修了(バンコク10か月、日本3か月)
外国語学科:タイ人教師13名、外国人教師5名
日本語学習者:高校生110名(1年38名、2年38名、3年17名、英語特別プログラム1年17名)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・カリキュラム・教案作成の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(16~36℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動における、同僚日本語教師との会話や授業は日本語、その他はタイ語。