要請番号(JL01817B07)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール・ペッチャブリー校
3)任地( ペッチャブリー県チャアム郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タイのサイエンスハイスクールは、理科・数学に重点をおくカリキュラムにより、科学技術系人材育成を目指す男女共学、全寮制の中高一貫校である。タイ全国を12地域に分け、各地域に1校を設置。1993年設立。2010年から現在の理数科に特化したカリキュラムに変更。1クラス生徒数24人。中学は各学年4クラス、高校は各学年6クラス。設備、教員配置等も12校で同様。各校は日本のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)と姉妹校協定を締結、国立高専機構との連携等日本と深い関係がある。2015-2017年JV(コンピュータ技術)派遣実績あり。配属先HP: www.pccphet.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
本校では、他の中等学校(日本の中学校高校に相当)同様に外国語として英語、日本語、中国語を教えている。日本語クラスは入門レベルであり、教員はスライドやフラッシュカードなどの視覚教材なども使い、生徒の興味を引く授業を心掛けて工夫しているものの、日本語ネイティブ教員及び教授方法の更なる改善が求められている。また、日本の高等専門学校(高専)への留学志望者に対する日本語指導が始まることから、対象生徒への課外時間を活用した日本語指導のためのカリキュラム作成や教材の選定、現地教員の教授方法への支援も必要とされている。
なお、本校のSSH姉妹校は、文教学院大学女子中学校・高等学校であり、毎年相互訪問をしているほか、TV会議システムを用いた交流も行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚とのチームティーチングによる授業サポート。(授業ではタイ語を補助説明言語として使用。週18コマ)
2. 日本語クラブ(正規の授業時間内で実施)の学生支援。
3. 日本との交流促進のための各種交流行事の準備等における生徒支援。
4. 高校1年から高専への留学を目指す生徒への課外授業支援。(目標はJLPT:N3取得)
5. 他のサイエンスハイスクール派遣隊員と協力した全12校を対象とする活動への参加。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
こはるといっしょに ひらがなわぁ~い1、日本語初級<1>大地―メインテキスト、プロジェクター、実物投影機、プリンター、印刷機、インターネット他
4)配属先同僚及び活動対象者
日本語教諭:女性、20代、1名、教員経験3年、JLPT:N4
指導対象生徒:①授業時間内:144人 (高校2年全6クラス、24人)、②時間外:高専留学志望生:中学生、数名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先での勤務条件
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校年度:前期5-9月、後期11-3月。第2コミュニケーション言語:英語。住居:校内の教員住宅(ルームシェアの可能性有)。この場合、学期中は3食提供。国際交流基金日本語パートナーズ:派遣予定なし。