要請番号(JL01817B35)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
チェンラーイ技術高等専門学校
3)任地( チェンラーイ県ムアンチェンラーイ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1938年に大工養成学校として開校した本配属先は 1980年にチェンラーイ技術高等専門学校となった。現在は、 高校課程(3年制)、専門過程(短大、2年制)、学士過程(2年)を有し、高校では自動車科、電気機器科、機械科、メカトロニクス科等8学科がある。短大では情報技術科や材料学科加えた計10学科、学士課程では自動車科と電気機器科2学科がある。生徒数は約3,600人(2016学校年度)。教員数約150人。なお、本配属先はタイ北部にある技術高等専門学校の中で最も優秀な学校の中の一つと言われ、周辺各県からの入学者がある。www.ctc.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校自動車科では、トヨタ、ホンダ、三菱等の各社からの実習用機材の提供を受け、学生の企業実習においては、日系自動車ディーラ-やアメリカ系自動車ディーラー等の協力を得て実施している。学校の実習ではエンジンやブレーキ、電子制御、電装、ボディー等、一通りの内容を教えている。実習に使う機材(エンジンや工具その他)は十分にあるものの、実習内容は電子制御燃料噴射装置やそれ以降の最新の事項に関しては座学だけでの講義となっている状況にある。このため、実習内容の見直し・充実のために隊員派遣要請となった。なお、タイではLPG車も普及しているため、ガソリン車やディーゼル車に加えてLPG車に関する知識、経験があるとなおよい。自動車科の8割以上の生徒はより上の学校に進学している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚と協力してより新しい内容を盛り込んだ実習内容の改善への協力。
2.学生プロジェクトや燃費を競うエコカーレース車両制作等へのアドバイス
※座学と実習の割合は各学年とも2対3であり、実習を重視した授業体系となっている。
※実習では、4輪車の他、2輪車も扱う。
※企業実習も学生には必修となっているため、その点も考慮した提案が必要とされる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用G/D/LPGエンジン、電装シミュレーションボード、マイコン回路キット、4柱油圧リフト他
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:教師23人。20代から50代。学士、修士
学生:840人。高校レベル460人、短大レベル340人、大学レベル45人
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:学校での授業のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践に即した授業のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(13~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先敷地内の教員住宅になる予定。第2コミュニケーション言語:英語(Cレベル以上が望ましい)。学校年度:5ー9月、11ー3月。