要請番号(JL01818B07)
募集終了
2代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール ブリーラム校
3)任地( ブリーラム県サトゥック郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タイのサイエンスハイスクールは、理数科に重点をおくカリキュラムにより、科学技術系人材育成を目指す1993年設立の男女共学、全寮制の中高一貫校である。タイ全国を12地域に分割し各地域に1校を設置。2010年から現在の理数科に特化したカリキュラムに変更。1クラス生徒数24人。中学は各学年4クラス、高校は各学年6クラス。設備、先生配置等も12校で同様。各校は日本のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)との姉妹校協定、国際交流基金からの日本語パートナーズ(NP)派遣、国立高専機構との連携等日本と深い関係を持つ。前任JV:2015-2017年派遣。HP: www.pccbr.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
中学ではMS-Office、Photoshop、プログラミングの基礎等が、高校ではハードウエア・ネットワークの基礎、プログラミング(Python, Java他)などが教えられている。2018年度からはSketch等を使うデザインも加わった。 レゴ社製マインドストーム(EV3)やマイコン(Arduino)を利用したロボット製作を通じた授業も行われている。Pythonは、Cに代わって2017年年度から導入され、2018年度では中学1、3年生、高校2年生が学習している。前述の授業や高校2年生の課題研究において、専門知識や実務経験に基づく、より生徒の理解度を高める指導が望まれ、引き続きJVの協力に期待が寄せられている。前任者は演習問題等の副教材の作成などにも取り組み、学力向上や教員の教え方の改善が見られた。日本との協力を通したタイの未来を担う人材育成強化が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 主としてプログラミングやデザインに関する授業の補佐、同僚教員に対する知識共有、各授業におけるコンピュータを活用した授業改善の提案等。(Python、C(Arduino用))
2. 生徒の課題研究である学生プロジェクトへの支援。(英語での指導可)
3. 配属先が力を入れている日本の学校との交流に関する企画・連携プログラム等への協力。
4. サイエンスハイスクール派遣のJICAボランティアと協力して行う全12校を対象とする活動への参加。(UNITYを利用するタイ・日ゲームプログラミングハッカソン大会等)
※SSH姉妹校:秋田県立大館鳳鳴高等学校(秋田県) ※高専姉妹校:津山高専(岡山県)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータラボ2か所(Windows10、各ラボ24台ずつ)、インターネット(有線・無線)、 プリンター、プロジェクター他
4)配属先同僚及び活動対象者
IT教員:6名。男女、いずれも20歳から40歳代
対象学生:1クラス24名、中学1年生から高校3年生。
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先での勤務条件
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務に即したアドバイスのため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校年度:前期5ー9月、後期11ー3月。第2コミュニケーション言語:英語(Cレベル以上が望ましい)。住居:校内の教員住宅(予定)。NP過去の派遣対象校。