要請番号(JL01819B10)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発・人間の安全保障省
2)配属機関名(日本語)
シースラート人身取引被害者保護福祉センター
3)任地( スラートターニー県 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はタイ南部の14県を管轄する福祉施設で、人身取引被害、家庭崩壊、虐待、貧困等の社会的問題を抱える女性を対象に衣食住の提供、心のリハビリ、職業訓練等、保護活動や社会復帰支援を行っている。現在、入所者は約60名(4~40歳)で、施設内の宿舎で共同生活を送っている。入所者の内、タイ人は5名、その他は外国人(ミャンマー人、ロヒンギャ)である。職員数42名。JICA海外協力隊の派遣実績はJV1名(2013-3次隊/青少年活動)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
情緒不安定、集中力の欠如、自制心の欠如等、様々な心理的・精神的な問題を抱る入所者がより早期に社会復帰できるように、配属先では基礎コースと職業訓練コースの2段階の体制によりその支援を行っている。基礎コースは、入所初期の被害者らが受講する1カ月間のプログラムで、その後、各種職業訓練コース(料理・縫製・美容・野菜販売など)を受講し退所となる。外国人が多いセンターであるため、他地域のセンターと比べ入所者の滞在期間は短く3カ月程度、センター退所後は母国、または、第三国へ送還される。
配属先では、滞在期間を有意義に過ごせるよう、様々な事情を抱えた入所者の心情に配慮し、アクティビティやコースの内容改善に努めている。JICA海外協力隊との協働により、新しいアイデアやレクリエーション活動を取り入れ、プログラムの充実を図るため本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 初期入所者を対象に行われる、心理的安定、不安軽減、人生観の再構築、他人との関係構築などに関する能力を養うことを目的としたアクティビティを支援する。
2 集団アクティビティや集団レクリエーションの実施を支援する。
3 職業訓練の一環である製作活動やグループ活動等に対し、配属先スタッフと協働しつつ提案・助言を行う。
4 配属先の行事や関連業務を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
アクティビティルーム(初期入所者専用)、各種スポーツ器具、調理室、手工芸道具等
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
センター長:40代女性
ソーシャルワーカー:20代男性
・活動対象者:
人身取引被害者女性約60名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:女性保護施設での活動のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:アクティビティ企画・実施の経験
[参考情報]:
・または青少年との活動経験 2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ソーシャルワーカーの資格があるとなお良い。