要請番号(JL01820A10)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール ピッサヌローク校
3)任地( ピッサヌローク県 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タイのサイエンスハイスクールは、教育省基礎教育局管轄の、理科・数学に重点を置いたカリキュラムにより科学技術系人材の育成を目指す、男女共学、全寮制の中高一貫校である。タイ全国に12校配置されている。1クラスの生徒数は24名。中学では各学年4クラス、高校では各学年6クラス編成で、設備やカリキュラムも12校共通となっている。各校、日本の高等専門学校やスーパーサイエンスハイスクール等と覚書を締結し、交流活動を進めている。語学を教える多国籍の外国語教師が在籍しており、その中には国際交流基金から派遣される日本語パートナーズも含まれる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のカリキュラムは、一般科目の他、ICT、数学、物理、化学、生物、自然科学などの理系科目に特化した内容となっている。また、高校2年生では、特別研究プロジェクトとして、それぞれ関心があるテーマで、ICTや科学技術に関する研究活動や教育省主催のイベントや民間企業のコンペティションでの研究発表の機会がある。本要請は、学生・教員のプログラミングやロボット開発の理解促進や技術力の向上が目的である。授業は標準的な内容だが、プログラミング等に関して、生徒の理解度、思考力の向上が期待される。中学でプログラミングの基礎等、高校でハードウエアやネットワークの基礎、プログラミング、Web製作等を実施する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 コンピュータプログラミング(Python、Arduino、 Makecode Microbit、Scratchなど)に関する授業の実施に協力する。
2 同僚教員にプログラミングに関する知見・技術を共有する。
3 特別研究プロジェクトやコンペティションに関する指導・助言を行う。
4 サイエンスハイスクールにおけるICT教育のレベルアップに関する教育省の取り組みに協力する。
5 週1回行われる課外活動(Unity指導など)で支援を行う。
6 日本へ留学する学生の日本語の練習(会話練習など)に協力する。
※高度な内容は要求されていない
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップコンピュータ約50台以上(Windows10、Mac)、 有線・無線LAN、インターネット接続可、3Dプリンター、プロジェクター等
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
同僚は、IT科教員3名(男性3名(30代)、女性1名(20代)/大卒及び院卒)
・活動対象者:
中学生:96名(24名/クラス)
高校生:144名(24名/クラス)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:専門的知識、技術が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
英語が使えると、活動をスムーズに進められる。活動に必要な知識・技術を習得しながらの活動となる。他校派遣のJOCVとの連携活動あり。