要請番号(JL01820A20)
募集終了
4代目
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ラーチャシーマーウイッタヤライ中高校
3)任地( ナコーンラーチャシーマー県 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1899年に設立された公立の中高一貫男子進学校。生徒数約4,000名、教職員数約200名。同校での日本語教育は、2004年から開始された。南部地域の日本語教育センター校(=地域の拠点校)として、周辺2県(ブリラム、チャイヤプーム)の中高校(周辺校)を管轄、また、外国語を教える多国籍の教師が在籍する。教育省からの日本語センター校特別予算あり。JICA海外協力隊派遣実績はJV3名(いずれも日本語教育)。また、同県の周辺校には国際交流基金から日本語専門家が派遣されている(2019年5月現在)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、中学1年及び高校1~3年までの必須科目として週60コマ、また、中学3年の選択科目として週2コマ、合計週62コマの日本語の授業が実施されている。その他、日本語のクラブ活動(週1回1時間)、教育省主催の日本語コンテスト(年6回)、日本語能力試験(以下JLPT)対策、スピーチコンテスト、日本語キャンプ(年2~3回)など様々な日本語に関連するイベントが行われている。生徒の日本語能力はN3が最高レベルであるところ、楽しい授業を心掛け生徒のモチベーションを上げることで、一層の日本語能力の向上につなげたいとのことから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 タイ人教員とのティームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。(週15~18コマ程度)
2 授業や日本語クラブ、学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3 日本語コンテストやJLPT対策において指導・助言を行う。
4 同僚日本語教師に対する日本語能力向上の支援を行う。
5 センター校が担当する地域の日本語教育の向上を目的とした活動の企画・実施を支援する。
6 同地域の他校に派遣されている日本人教員と協働し、日本語関連のイベントを企画・実施する。
※コンテストやキャンプについても、センター校として地域の日本語教育を牽引する役割を担っているところ、積極的な取り組みが求められる。
※日本語を楽しく学べる授業づくりや、日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導が期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教材(『あきこと友だち』、『みんなの日本語』他)、PC、プリンター、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
タイ人日本語教師3名(女性):経験12年/N3、経験2年/N2、経験5年/N3
・主な活動対象者:
必須科目:合計373名(中学1年270名、高校1年22名、高校2年20名、高校3年26名)
選択科目:中学3年35名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:(男性) 備考:男子校であるため
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため。
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を行うため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
場合によって、他校の日本語教員や日本語教育関係者(日本人含む)との情報共有や連携も期待される。