要請番号(JL01820A21)
募集終了
3代目
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ムクダウィッタヤヌクーン中高校
3)任地( ムクダハーン県 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1993年に設立された公立の中高一貫校。生徒数約1,100名、教職員数約60名。同校での日本語教育は、2007年から開始された。南部地域の日本語教育センター校(=地域の拠点校)として、周辺3県(ナコーンパノム、カラシン、サコーンナコーン)の中高校(周辺校)を管轄で、また、外国語を教える多国籍の教師が在籍しており、その中には国際交流基金から派遣される日本語パートナーズも含まれる。教育省からの日本語センター校特別予算あり。JICA海外協力隊派遣実績はJV2名(いずれも日本語教育)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、中学1年及び高校1~3年までの必須科目として合計週20コマの日本語の授業が実施されている。その他、日本語のクラブ活動(週1回1時間)、教育省主催の日本語コンテスト(年3回)、日本語能力試験(以下JLPT)対策、スピーチコンテスト、日本語キャンプ(年1回)など様々な日本語に関連するイベントが行われている。生徒の日本語能力はN5が最高レベルであるところ、楽しい授業を心掛け生徒のモチベーションを上げることで、日本語能力の向上につなげたいとのことから本要請に至った。日本語を楽しく学べる授業づくり、文法、発音、朗読、作文やJLPT対策など、日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導が期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 タイ人教員とのティームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。(週20コマ)
2 授業や日本語クラブ、学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3 日本語コンテストやJLPT対策において指導・助言を行う。
4 同僚日本語教師に対する日本語能力向上の支援を行う。
5 センター校が担当する地域の日本語教育の向上を目的とした活動の企画・実施を支援する。
6 同地域の他校に派遣されている日本人教員と協働し、日本語関連のイベントを企画・実施する。
※コンテストやキャンプについても、センター校として地域の日本語教育を牽引する役割を担っているところ、積極的な取り組みが求められる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教材(主に『あきこと友だち』、『みんなの日本語』他)、プリンター、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
タイ人日本語教師1名(女性):経験6年/N3
・主な活動対象者:
必須科目:合計81名(中学1年37名、高校1年17名、高校2年12名、高校3年15名)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため。
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を行うため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先はメコン川沿いに位置し、対岸(ラオス)にある学校との交流の可能性もある。場合によって、他校の日本語教員や日本語教育関係者(日本人含む)との情報共有や連携も期待される。