2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01823B04)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
クラフト作りが行われる講堂 クラフト作りが行われる講堂

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発・人間の安全保障省

2)配属機関名(日本語)

バン・シリ・ワナライ障害者職業能力開発センター

3)任地( ウボンラーチャターニー県ムアンウボンラーチャターニー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バン・シリ・ワナライ障害者職業能力開発センターは、障害者が自立的な生活を送れるよう、職業リハビリテーションを実施することを目的に1995年に設立された。2023年7月現在、ウボンラーチャ―ターニー及び近隣の県から計36名が本施設に入所している。職業訓練コースにはタイマッサージ、農業、情報通信(コンピューター)、オンラインマーケティング等があり、長期コース(1200時間)と短期コース(720時間)に分けられている。18歳から45歳の知的障害者(IQ40-60程度)が主な対象であり、肢体不自由の受講者もいる。また障害の重度が高く、職業訓練コースに参加できない入居者(20名ほど)へのリハビリテーションも行っている。隊員の派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同施設では職業訓練に参加できず、継続した支援を必要とする重度の障害者への対応を課題ととらえている。主にクラフト作りなどを施設スタッフが外部に委託した講師とともに実施しているが、バリエーションも少なく、新しい取り組みが必要となっている。また、同施設のスタッフは職業支援等に関する研修等を受講しているものの、障害者支援の専門的なバックグラウンドを持つスタッフは少ない。隊員を受け入れることで、日本の知見や隊員の日本での経験に基づく運営改善への提言や、障害者向けのより効果的・効率的な職業リハビリテーションの実施を期待している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

赴任時の状況に応じて、配属先と協議の上、障害者への健全な自立支援に寄与するために、以下の活動の中から隊員ができることを支援する。
1.クラフト作り等アクティビティ実施による障害者の自立支援。
2.それぞれの障害の種類に適した職業リハビリテーションの提案、またそれに係る日本の知見の共有。
3.同施設の課題把握と、運営や指導方法の改善のための提言。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

職業訓練に係る既存の各種設備等(教室、クラフト作り備品、農地等)。なお、必要があれば備品等は適宜調達可能。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:28名
所長、生活班、リクリエーション担当、職業訓練担当(5)、ICT担当(1)、リハビリテーション担当(2)など

活動対象者:施設入居中の障害者(約40名、18~45歳が主な対象。肢体不自由、知的障害等)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルと合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

[参考情報]:

 ・自閉症や知的障害者への対応経験必ず

 ・障害者の職業訓練・就職に係る支援経験尚良し

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

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