2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02116B07)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

カンダール州教育青年スポーツ局初等教育課

3)任地( カンダール ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先の教育青年スポーツ局は州内の各学校(小・中・高)における授業や設備のモニタリングを行い、課題や問題点を抽出し改善に取り組んでいる。近年はとりわけ探求型学習や研究授業の強化に注力し、教師が創造性を発揮し工夫しながら授業できることを目標に州独自の取り組みを推進している。局の年間予算は約1万7千ドル。ボランティアが配属される初等教育課には職員10名が在籍し、州内373校の小学校を管轄する。なお、同局青少年課には青少年活動のJV2名が配属されており、管内中学校での運動会を通した生徒会活動支援や青少年センターでマーチングバンドの指導を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

理科教育については、これまでJICAの技術協力プロジェクト「前期中等理数科教育のための教師用指導書開発プロジェクト(通称STEPSAM3)」による支援もあり、行政官や中・高教員の能力強化については取り組みが行われてきた。しかし、小学校のとりわけアクセスの悪い僻地では、多くの教員が教員養成の教育を受けていない高卒で、知識も指導技術も不十分なまま授業が行われているのが現状である。これらの教員の知識および指導力の向上が喫緊の課題であることは配属先も認識しており、今後ボランティアとともに僻地の小学校教員の能力向上に取り組んでいきたいとの意向により今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先の同僚とともに僻地にある小学校を訪問し、算数・理科の授業における課題を調査する。
2.算数・理科の授業の質の改善に向け、僻地の教員に対し教材作成や指導法に関するワークショップを行う。
3.定期的に学校巡回を行い、授業の質の改善に向け教員に助言する。
4.余力があれば、小学校教員養成校において理科実験手法や算数教材の作成等について教員や学生に助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教育局内の執務スペース・机

4)配属先同僚及び活動対象者

局長 50代男性
初等教育課職員 10名 (男性5名 20-40代、女性5名 30-40代、10名中6名が修士号取得)

活動対象は主に州内僻地の小学校現職教員(高卒)

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員に対する指導を想定

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22 ~ 38℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】