要請番号(JL02116B10)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
シェムリアップ州教育青年スポーツ局初等教育課
3)任地( シェムリアップ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の教育青年スポーツ局は州内の各学校(小・中・高)における授業や設備のモニタリングを行い、課題や問題点を抽出し改善に取り組んでいる。局の職員数は125名、ボランティアが配属される初等教育課の年間予算は約5千ドル、職員15名が在籍し州内およそ500校(72クラスター)の小学校を管轄する。なお、同局にはこれまで視学課に教育政策SVが3代に亘って配属されたほか、幼児教育JV2代が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理科教育については、これまでJICAの技術協力プロジェクト「前期中等理数科教育のための教師用指導書開発プロジェクト(通称STEPSAM3)」による支援もあり、行政官や中・高教員の能力強化については取り組みが行われてきた。しかし、小学校の多くの教員は教員養成の教育を受けていない高卒の非常勤(州内約1700人)で、知識も指導技術も不十分なまま授業が行われているのが現状である。同課では、とりわけ1・2・3年生の担当教員の能力向上が必要であると考えており、今後生徒たちがより興味をもって学べるよう、授業内容の質の向上にボランティアととも取り組んでいきたいとの意向により今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先の同僚とともに州内の小学校を訪問し、算数・理科の授業における課題を調査する。
2.算数・理科の授業の質の改善に向け、教員に対し教材作成や指導法に関するワークショップを行う。
3.定期的に学校巡回を行い、授業の質の改善に向け教員に助言する。
4.余力があれば小学校教員養成校付属小学校において、養成校から来る教育実習生の実習支援(算数・理科)を行う。(同養成校にはこれまで4代に亘って理科教育SV・JVが活動)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教育局初等教育課内の執務スペース・机
4)配属先同僚及び活動対象者
局長 男性 50代
初等教育課職員 15名 (男性9名、女性6名 30-50代、15名中3名修士号取得、他は学士。職員は全て元教員。)
課長 男性 50代
副課長 女性 50代 (カウンターパート予定)
*活動対象は小学校現職教員および教員養成校学生。
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員に対する指導を想定
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)