要請番号(JL02117A04)
募集終了
・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ソウルヒ中学校
3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は生徒数約1150人、7-9年生(日本の中学1-3年生に相当)計28クラスを有し、バッタンバン市内における優秀中学校の1つである。そのため生徒はプノンペンや他州からも入学している。体育教師は3人で、うち1名は他教科教員が掛け持っている。体育の授業は各クラス2時間/週、年間約76時間の授業が行われている。この他、日本のNGO(ハート・オブ・ゴールド :以下 HG)の体育教育研修のモデル校である。同NGOはカンボジア教育省と共に小・中学校の体育教育指導書を作成するなど、カンボジアの体育教育の向上に関する活動を推進している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カンボジアでは2006年から2009年にかけて小学校体育指導要領および教師用指導書が作成され、以後全国7000の小学校への普及基盤確立に向けた取り組みが行われてきた。一方、中学校体育に関しては、人材・資金不足によりこれまでほぼ手つかずの状況であり、小・中学校の一貫した体育教育を確立していくことが喫緊の課題となっている。同校校長は体育教育とスポーツの違いを理解した上で、体育教育の改善に取り組んでいく必要があると強く認識している。またJICA草の根技術協力でHGによる中学校体育科教育支援が2017年1月から開始予定であり、バッタンバン市内のモデル校の一つである同校が、今後市内の他の中学校への普及拠点になる可能性もあることから、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 中学校体育指導書の内容を理解し、同僚体育教員とともに指導書に則った体育の授業を実践する。
2. 体育授業を実践しながら、必要に応じ同僚教員に助言する。同僚教員はサッカーやバスケット、バレーボール等の球技
指導経験は豊富であるが、体操やリズム運動等の指導に不慣れなので、このような不得意分野への指導が望まれてい
る。
3. NGOの研修会に同僚教員とともに参加し、必要に応じ支援を行う。
4. 対応できる範囲内でNGOのHGと協力しながら、中学校体育教育の普及に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校備え付けの体育用具
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 男性 50代
体育教員(主任教員女性1名30代、正規教員男性1名30代、掛け持ち教員男性1名40代)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(教員(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)