要請番号(JL02119B01)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
シェムリアップ州教育青年スポーツ局初等教育課
3)任地( シェムリアップ州シェムリアップ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州内の小・中・高等学校における授業や設備のモニタリングを行い、課題解決や問題点の改善に取り組んでいる。局の職員数125名。隊員が派遣される初等教育課は、職員15名が在籍し、州内約500校(72クラスター)の小学校を管轄する。年間予算約5千ドル。同局視学課には5代に亘り教育政策シニアボランティアが派遣されていた。現在は、前任となる小学校教育(青年)海外協力隊員が派遣中であり、配属先周辺の小学校で理数科指導を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理科教育については、これまでJICAの技術協力プロジェクト「前期中等理数科教育のための教師用指導書開発プロジェクト(通称STEPSAM3)」による支援もあり、行政官や中・高等学校教員の能力強化については取り組みが行われてきた。しかし、小学校においては、州内約4,700人の小学校教員の約40%が小学校教員養成校での教育を受けていない非正規教員で、知識も指導技術も不十分なまま授業が行われているのが現状である。現在、派遣中の(青年)海外協力隊員は、配属先周辺の小学校を巡回し、担任教員の算数・理科授業の指導支援を行ったり、小学校教員養成校で学生向けの指導力向上セミナーを行ったりし、授業の質の改善に取り組んでいるが、引き続き支援が必要なため本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先の同僚とともに、または単独で州内の小学校を訪問し、算数・理科の授業における課題を調査する。
2.算数・理科の授業の質の改善に向け、教員に対し、教材作成や指導法に関するワークショップを行う。
3.定期的に配属先周辺の小学校を巡回し、授業の質の改善に向けて、教員に助言する。
4.小学校教員養成校で学生に対し、定期的に指導力向上セミナーを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教育局初等教育課内の執務スペースに自席あり(机、いす)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:初等教育課職員15名(男性9名、女性6名。年齢層は30?50歳代。職員は、全て元教員。15名中3名は大学院卒、他は大学卒)
活動対象者:配属先周辺の小学校教員ならびに児童。小学校教員養成校の学生。
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:同僚、教員に対する指導を想定
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。