2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02119B04)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

スバイリエン州小学校教員養成校

3)任地( スバイリエン州スバイリエン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、カンボジア国内に18校ある小学校教員養成校(2年制)の一つ。高等学校を卒業した学生が学び、修了生は主にスバリエン州の小学校教員となる。教職員数は23名(うち、教官は12名)、学生数1学年約60名(年度によって増減あり)。約10年前に、小学校教育(青年)海外協力隊員が情操教育支援で派遣されていた。現在は、日本のNGOシーセフより教育アドバイザー2名が派遣されており、理数科教育支援を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国は、他教科に比べ情操教育が軽視されていることに加え、体育、音楽の実技指導が十分にできる小学校教員が非常に少ない。そのため、情操教育が他教科に振り替えられることが日常化している。図工については、授業が実施されている小学校は皆無に近い状況である。体育については、2006年から2009年にかけて小学校体育指導要領および教師用指導書が作成され、以後、全国7000の小学校で体育普及に向け、取り組みが行われてきた。そのため、まだ課題はあるものの、音楽と図工に比べ少しずつ普及してきている。配属先では、将来、小学校教員となる学生に対し、音楽の実技指導を行い、小学生が楽しく学べる音楽授業実践に向けての支援が必要なことから本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.音楽の授業内容の充実ならびに指導力向上に向け、担当教官と学生に対し、指導・助言を行う。
2.既存の楽器(電子ピアノ、鍵盤ハーモニカ、太鼓等)の実技指導を担当教官と学生に対し行う。
3.学生の教育実習期間には、小学校を巡回し、学生の指導支援を行う。
4.活動上、必要があれば、付属小学校で音楽授業の指導支援を行う。
5.配属先からの要望があり、活動上、余力があれば、体育、図工の指導支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電子ピアノ10台、鍵盤ハーモニカ35台、ドラム1台、フルート1本他(ただし、修理が必要な場合あり)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(男性50代)、副校長(男性40代)、教官12名

活動対象者:音楽担当教官1名(女性50代)、学生約60名

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教官に対する指導を想定

[参考情報]:

 ・音楽の指導ができること。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。