要請番号(JL02119B05)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
モック・ニア小学校
3)任地( シェムリアップ州シェムリアップ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、カンボジア最大の観光地シェムリアップ州の中心部にある大規模校である。児童数3120名、全66学級(1~3年生:各12学級、4~6年生:各10学級)、教職員数83名(うち、小学校教員74名)。児童数が多いため、午前、午後の二部制で授業を行っている。約10年前、同敷地内に併設されている幼稚園にて、幼児教育(青年)海外協力隊員が巡回指導を行っていた。現在、2018年度1次隊で同州教育青年スポーツ局で活動中の小学校教育(青年)海外協力隊員が、同配属先と協働してクリーンアップ作戦を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育現場では、教科書の記載内容を暗記させるだけの授業が主流である。中・高等学校においては、これまでにJICA技術協力プロジェクト「前期中等理数科教育のための教師用指導書開発プロジェクト(通称STEPSAM 3)」による支援もあり、行政官や中・高教員の能力強化について取り組みが行われてきた。教育行政側は、初等教育においても学習者の主体的な学びを促す指導への転換が不可欠であることは理解しているものの、教員を育てるという点で、十分な指導が行えていない現状がある。そこで、今後、算数指導において、授業の質の向上ならびに児童の基礎学力の定着に(青年)海外協力隊員とともに取り組んでいきたいとの意向により、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.担任教員とともに、算数授業を行い、児童の基礎学力の向上を目指す。
2.算数授業の質の改善に向け、教員に対し、教材作成や指導方法について助言する。
3.既存の算数指導に加え、必要に応じて、新しい指導方法を紹介する。
4.余力があれば、観察や実験を取り入れた理科授業を提案し、担任教員とともに授業を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
隊員用の机・椅子
※理科授業を行う場合、理科室、実験や観察に使用する道具はないため、隊員の創意工夫が求められる。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(女性40代)、学級担任66名(20?50代)
活動対象者:学級担任、児童
※指導する学年・学級については、着任後、校長ならびに学級担任との話し合いにより決定する。
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員に対する指導を想定
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。