要請番号(JL02119B17)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア・サッカー連盟プレアビヒア州ユースアカデミー校
3)任地( プレアビヒア州タベンミエンチェイ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は代表チームとユース代表チームを有し、トレーニングおよび公認審判員の育成等を行っている機関である。FIFAと傘下のアジアサッカー連盟、日本サッカー協会からの資金や人的な援助もあり、年間運営予算は150万米ドル規模。ユース代表についてはプノンペン郊外に設立したアカデミー校にて、全寮制のトレーニングカリキュラムで将来の代表チームを担う選手を育てている。2017年より国内全25州に1校ずつアカデミーを設立し、JFAからテクニカルディレクターとして指導者の派遣を受け、リーグ戦を行いながら若年層の拡充を図る取組みが進んでいる。JICAからは現在サッカーの(青年)海外協力隊が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ユースアカデミーを国内各州に1校ずつ設立する取組みについては、選手・コーチ共に人口が増え、ユースアカデミー間でU18とU15のリーグ戦が行われるなど、当国のサッカー人気を後押ししている。その一方で、選手指導を適切に行えるコーチ人材の確保に苦慮している。また、サッカーに関する技術や指導能力だけでなく、スポーツマンとしての礼節や、チームとして行動するための協調性、時間や規則を守るといった基本的なことに関する指導力の不足に及んでいる。そのため、同連盟ではコーチの指導力の向上と選手のチーム力の育成支援が必要と判断され、JICAへボランティアの要請が出された。 (注意)全寮制のアカデミーはユース代表の1校のみ。各州のユースアカデミーは、校舎などの建物があるわけではなくグランドのみで、実際にデスクのある勤務先は州教育局スポーツ課となる。任地はプレアビヒア州の州都タベンミエンチェイ。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.18歳以下(U18)と15歳以下(U15)の2グループで編成された選手の指導を、コーチ陣と協力して行う。
2.選手の指導計画の立案と実施を、コーチ陣と協力して行う。
3.コーチ陣に対し、技術面と精神面の指導能力向上に向けたアドバイスを行う。
4.練習以外の時間は、州教育局スポーツ課と協力して、学校を巡回しサッカー普及のため活動を行う。
5.上記1から4の活動について、定期的にプノンペンの連盟本部へ報告する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
州政府が管理する公共グラウンド、サッカーボール、コーン、ゴールポストなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
U18ヘッドコーチ1名(39歳 指導17年 競技経験なし)
U15ヘッドコーチ1名(21歳 指導2年 競技6年)、コーチ1名(21歳 指導2年 競技2年)
活動対象者:U18選手24名、U15選手25名、技術レベルは日本人の同年代より低い
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:活動が男性主体のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:実技指導が中心となるため
[参考情報]:
・JFAのC級ライセンス以上があるとよい
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。