2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02119B19)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

コンポントム州小学校教員養成校

3)任地( コンポントム州コンポントム ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、カンボジア国内に18校ある小学校教員養成校の一つ。入学対象は高校卒業者で、履修期間は2年間。修了生は主にコンポントム州内の小学校の教員となる。現在、教員数26名、学生数は1年生75名3クラス、2年生85名4クラス。敷地内には、アジア開発銀行の支援で設立された、リソースセンターと呼ばれる施設がある。主な授業科目は、クメール語、算数、理科、社会、音楽、体育などがある。また、KOICAボランティア(ICT分野)と本邦NGOのCIESFが派遣した理数科教師ボランティアが活動中である。また、2016年7月まで小学校教育3代と理科教育1代の協力隊員を受け入れた実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

カンボジアの教育現場では、体育、音楽、図工の浸透が遅れている。これらの教科は児童の心身の健全な育成のため必要であるという認識が教師に広がりつつあるものの、カリキュラムや指導書の整備不足と、教員の教授能力不足により、授業実施率が高くないことが課題となっている。また授業が実施されていても、教師の経験や力量に大きく左右されるため、質の担保がなされていないことも課題の一つである。当配属先ではこれらの課題解決のため、協力隊員を要請してきたが、政府が教員養成校の改革・再編成事業を開始したことにより、2016年から一時派遣を見合わせていた。しかし、その事業が諸事情により一時中断されることになり、かつ、音楽と体育について引続き支援が必要と判断されたため、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.音楽担当教員と生徒に対して、電子ピアノを中心とした楽器演奏の実技指導をする。
2.楽器(電子ピアノ)指導について、現在行われていない課外活動を音楽教師と共に開始準備を進め、活動を軌道に
乗せるための支援を行う。
3.本邦NGO(ハート・オブ・オールド)が作成支援した体育指導書を参考にしながら、体育担当教員と共に授業内容の向上
を図る。
4.NGOの研修会・情操教育分科会・同僚隊員のワークショップ等の開催時に出席して情報収集をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電子ピアノ、鍵盤ハーモニカ、バレーボール、サッカーボール、バスケットボール等

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:50代 男性
音楽担当教員 20代女性1名
体育担当教員 30代男性2名
生徒160名

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭、音楽・保健体育)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・ピアノが演奏できること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。