【配属機関概要】

3）任地（ ルアンナムター県ルアンナムター郡 ） JICA事務所の所在地（ ビエンチャン特別市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は全国に8校ある教員養成校の1つで、主にルアンナムター県、ウドムサイ県、ボケオ県の3県から生徒が集まる。生徒総数は1500名で教員の養成が主な役割だが、現職教員に対するアップグレード研修も実施している。青年海外協力隊(JV)が派遣される初等教育学部の小学校教員養成課程の生徒数は250名、教員数は40名、隣接する付属小学校の生徒数は60名、教員数は3名である。2017年度1次隊で数学教育、理科教育のJVが派遣される予定。ルアンナムター県は2016年から開始されたJICA技プロ「初等教育における算数学習改善プロジェクト(2022年まで)」の対象県である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ラオス政府は2020年までに後発開発途上国からの脱却を目指しており、貧困の根本的解決に向けた優先分野の一つとして、教育分野でも積極的な取り組みが行われている。各国の援助もあり、就学機会は改善されてきてはいるが、依然として、四則計算など、生徒の基礎計算能力は低いレベルにある。配属先には、過去に数学教育と理科教育のボランティアが派遣され、教材作成や実験指導に取り組んだ。これらの活動が評価され、小学校教育(算数)に関しても、教材作成やモデル授業の実施を通じ、教員と教員の卵である生徒の教授法改善が期待され、要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.同僚教員と共に生徒が理解しやすい授業方法、指導方法を考える。
2.同僚教員に対して、算数の教具・教材の作成や扱い方について支援、助言する。
3.付属小学校で小学生に算数のモデル授業を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、三角定規

4）配属先同僚及び活動対象者

・同僚:小学校教員養成課程算数担当8名、付属小学校教員4名(男女各2名)
・生徒:教員養成校小学校教員養成課程250名、付属小学校60名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】