2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02418A01)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
G231 デザイン
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働社会福祉省

2)配属機関名(日本語)

ホアイホン職業訓練センター

3)任地( ビエンチャン特別市 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン特別市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.7 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1998年に日本の支援で設立された施設で、主に女性の自立・地位向上を目的とした職業訓練センターとしてスタートした。設立当初から在籍する織子をはじめ、現在は31名のスタッフが天然素材を活用した染色、機織り、織物を使用した鞄や小物作りなどを手作業で行い、ラオスの伝統織物や布製品等を製作・販売している。また、不定期ではあるが観光客の体験機織り教室や地方在住女性を受け入れて一連の機織り技術を指導するなど、職業訓練センターとしての役割も維持している。年に1-2回程度、日本での展示即売会に出展する機会がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

伝統的な手織りの織物や、天然染色の布を使用した鞄や象のぬいぐるみ、ハンカチなどはラオスを代表する特産品で、その美しさで観光客や海外の顧客を魅了している。これらはいずれも配属先で製造・販売しているが、他地域・他製造者の製品と比して相違が少ない。商品群の拡充や目新しいデザインの紹介はラオスの手工芸品を買い付けるバイヤーや観光客からも共通して聞かれる要望であるが、デザイナーの少ないラオスで、要望が活かされる機会は少ない。これらの要望に応えるべく、新商品開発、既存商品のデザイン改良を目的として、隊員が要請された。また、JICAでは地方で地域の特産品関連業務を所管する県産業商業局にコミュニティ開発の青年海外協力隊(JV)を派遣しているが(2017年10月現在3名、2018年には4-8名規模を想定)、地方でも同様に商品デザインやパッケージの改良が望まれているため、適宜連携が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 市場のニーズや顧客等の声を集約し、新商品の開発、新デザインの紹介を行う。
2. 織子や縫製担当者と協力しながら、新しいデザインを実際の商品作りに落とし込む。
3. 地方のコミュニティ開発JVと連携し、各地で製造・販売されている手工芸品や食品加工物等のデザイン・パッケージ改良に向けた助言を行う。
4. 必要に応じ、地方から研修受講(数週間~数ヶ月)のため滞在している生産者に対して新デザインを紹介・助言する。
5. 必要に応じ、庶務や雑務、訪問客対応などの業務を支援する。
※4.、5.はオプションの活動(センターには庶務・総務担当者がおらず、職人が気づいたときに適宜対応している)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

・センター長(50代女性、英語堪能、勤続20年)
・スタッフ(女性27名、男性4名、経験1~20年)
※織子、縫製担当者、染色担当者など職人のみ。総務や顧客担当はいない。
・地方の生産者(研修受講者)
・県産業局配属のJVとカウンターパート、当該地域の生産者など

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】