2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02418A06)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ルアンパバン教員養成校

3)任地( ルアンパバン県ルアンパバン郡 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン特別市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

全国に8校ある教員養成校の1つで、幼稚園、小学校、中高教員養成が主な役割だが、加えて、現職教員に対するアップグレード研修も実施している。配属先には自然科学部(物理、化学、生物、数学、ICT)、初等教育学部、社会科学部、外国語学部があり、生徒総数は約1100名、教員総数は145名である。生徒は小学校5年、中高7年の教育を修了した者が多く、教員養成校では4年間学ぶコースが主となっている。勤務時間は8:00-16:30(12:00-13:30は昼休み)である。JICAボランティアは現在までに理数科教師2名、小学校教育2名、公衆衛生1名(2019年6月まで)、計5名の活動実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオス政府は2020年までに後発開発途上国からの脱却を目指しており、貧困の根本的解決に向けた優先分野の一つとして、教育分野でも積極的な取り組みが行われている。各国の援助もあり、就学機会は改善されてきてはいるが、依然として、授業の質には課題が残る。理科教育に関しては、2016年に教育スポーツ省が全国の教員養成校の理科実験室を整備し、実験器材を配布したが、各教員養成校では実験器材の使い方がわからず、箱に入ったまま保管されているケースが目立つ。配属先であるルアンパバン教員養成校は、物理を強化科目の一つに設定しているが、教員自身が実験を取り入れた授業を経験していないため、器材の使い方や実験の方法がわからないという問題が起きている。ボランティアには実験器材を活用した授業の実施・支援に加えて、器材が不足している中高でも実施可能な実験の紹介なども求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と相談し、以下の活動を実施する。
1. 実験を適切に工夫した生徒主体の物理授業を行う。
2. 同僚教員の物理授業について指導・助言を行う。
3. 身近にあるものを使った物理の実験を紹介する。
4. 同僚教員と授業研究を計画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

物理実験室、物理実験器材

4)配属先同僚及び活動対象者

・中高教員養成課程の物理教員4名
- 30代男性2名、20代男性2名
- 2名が修士、2名が学士を取得
・生徒
- 中高教員養成課程自然科学科で物理を学ぶ大学生120名(1クラス20-30名)

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での指導の為

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員養成校での指導の為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】