【配属機関概要】

3）任地（ ルアンパバン ） JICA事務所の所在地（ ビエンチャン特別市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は著名な観光地であるルアンパバン県の観光事業管理・観光振興を行う行政機関で、観光管理課、観光開発課、観光マーケティング課の3つの課から成る。実際の活動先となる観光マーケティング課の年間予算は約25,000ドル。4年前までSV(シニア海外ボランティア)1名(観光促進)が、2017年11月まで前任のJV(青年海外協力隊)が活動していた。他国からはKOICA(韓国)ボランティア、ドイツ専門家、オーストラリア等のボランティアが活動した実績がある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

前任者はウェブサイトのリニューアルと多言語化、サイト運営管理者の育成などを主に行った。現在、観光局マーケティング課の新たなプロジェクトとして、2018年前半を目標に公式アプリの開発が進行している。ITツールを用いた観光プロモーションは世界的に活発になる一方で、ラオス観光局ではアプリはまだ開発されていない。第一弾としてAndroidアプリをリリースした後、内容の拡張とiPhone用アプリの開発も予定されている。アジア開発銀行(ADB)の予算でビエンチャンの民間会社に外注して開発を行っているが、リリース後にメンテナンスや更新ができる(Java、Swiftなどの知識を持った)人材が観光局内にはいない。保守・更新業務を行いつつ、将来的に同僚が単独で保守・更新を行っていけるよう人材育成が求められており、ボランティアの要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. Andorid、iOS用公式観光アプリのメンテナンス、更新を行う。
2. アプリのプロモーション(ダウンロード数増加)に関する支援を行う。
3. アプリのメンテナンス、更新を同僚が行えるよう人材育成を行う。
4. ウェブサイト運営の支援を行う(オプションの活動)。
※前任者が開発支援をしたウェブサイト(Wordpress使用)は、前任者が人材育成した同僚が運営管理を行っている。
この同僚は元々ITのバックグラウンドを有していないため、問題対応力が未だ十分ではない。
以上のことから活動に含めるが、メインはアプリの保守・更新に関する業務のため、オプション活動として扱う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスクトップPC、ラップトップPC数台(例:Core i7、RAM8GB、HDD1TB、Windows10など)

4）配属先同僚及び活動対象者

・マーケティング課職員8名(男性6名、女性2名、20代後半が中心、主任30代、
課長40代)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】