要請番号(JL02418B05)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
セコン県病院
3)任地( セコン県マラム郡 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン特別市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1984年に設立されたセコン県の総合病院である。母子保健科・産婦人科・小児科・ICU・麻酔科・外科・内科・24時間体制の外来など18の科がある。ベッド数は70床。外国からの援助はスイス赤十字、フランス系NGOのサポートがあり、長期的な連携と支援を行っている。年間予算は約USD48,200。配属先には過去、看護師4名が看護サービス向上のため派遣され、一定の達成が見られたところで、母子保健分野の強化を目標に助産師への派遣へ切り替えた。看護師4代目と助産師1代目は母子保健科と産科への配属となり、配属先での母子保健サービス向上に貢献した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府は保健医療サービスへのアクセス拡大と、質の向上を優先課題とし、全国で医療機関増設と、医療従事者の養成を推進してきた。日本からも医療設備の提供や、技術協力が実施されており、配属先には過去5代の協力隊員が看護サービス改善や母子保健分野分野にて貢献をしてきた。更なる課題として、診断の正確性の向上のため、検査を行う技師の能力向上が挙げられている。検査室には現在は7名の技師が所属しているが、学位を取得しているのはうち3名しかおらず、検査技量も一般的なレベルに留まっている。正確な診断ができる技師の育成と技術指導が求められ、今回の要請に至った。
なお、配属先は現在実施中のJICA技術協力プロジェクト「保健医療サービスの質改善プロジェクト」の対象県病院であり、現場レベルでの助言・指導が行われることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先で実施されている検査レベルを観察・把握し、より正確な診断が行えるよう技術的な助言を行う。
2.検査機器の正確な使用法を指導し、機器の維持管理に関して助言を行う。
3.技師の能力向上を目指すことで、検査効率を改善し、検査室の活動を効果的に行えるよう指導・助言を行う。
4.配属先で現在実施されている質基準評価を利用し、実施と継続に向けた助言を行う。
5.JICA技術プロジェクトの専門家と可能な範囲で情報交換等の協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
顕微鏡
4)配属先同僚及び活動対象者
・院長 男性1名(50代)
・検査室職員(7名、20-40代)
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(臨床検査技師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)